端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

2021/12/20~12/24 今週の取引と振り返り

今週の取引 と振り返り

昇格:JSR

  • 監視銘柄のJSRを主力に昇格しました。先日ポートフォリオを確認した時に1社減となっていたので、売却した中で素材の富士フイルムと業態が似ているJSRが代わりに入ることになりました。会社として比較すれば富士フイルムの方が安定して成長性もありそうですが、十分評価されているため、逆に今事業構造の変換を行っているこちらの方が未知数ですが伸びしろは大きそうというのが昇格理由です。特に祖業のエラストマー事業を売却して今後は電子材料とライフサイエンスに特化していくという考え方は期待できます。

今週の日経ビジネスでの紹介記事です。

電子材料の方が今は稼ぎ頭かと思いますが、伸びています。

TSMCが今年の優秀サプライヤを発表していますが、日本では5社の中の1社に選ばれました。

今週の相場の印象

  • 国内市場は一応戻してきたという感じです。但し売買は薄い感じは変わらずで、ちょっとした変動でどちらにでも動きそうです。主に動いていたのは中小型で、これまで売り込まれていたマザーズがやっと戻しました。ただマザーズ銘柄はIT系で割高なものが多く、今後伸びは期待できない感じはします。動きとして良かったのは中堅の素材、部品といった製造業で比較的いつも割安な銘柄が多く、加えて外需中心で技術面の優位性から価格転嫁もしやすく、業績不安も少ないのが買われている理由かと思います。今週は特にメッキ等の表面処理関係が目立っていました。内需系に関してはオミクロン株は今後感染拡大が広がっていく懸念はありますが、その影響よりも今の内閣はゼロリスクに拘っているようなので、経済再開の遅れによる影響の方が大きそうで、どちらにしても期待はできそうにないです。比較的毒性は低そうという評価が固まりつつあるオミクロン株にゼロリスクで対応するという考え方は賛否両論あると思いますが、とりあえず内閣支持率が高いというのは評価されているということなので、この考え方はしばらくは変わらないでしょう。
  • 米国株はまたも強かったという週でした。今年はこの繰り返しなのでもうあれこれ心配するのが無駄な気がします。一応見ておくと、オミクロン株は感染は広がっているものの、比較的軽症で治まりワクチン効果も期待できて、飲み薬もできたので大丈夫。金利上昇は早ければ3月に予定されるが、もう織り込み済み。景気悪化を懸念していたが、実は心配するほど悪くはないようだというような感じで、問題は全て解決したようです。色々と見過ごしているものがあるような気がしますが、それは気にしてはいけません。一応相場としてはハイテクの大型はやや重くなり、新興は戻し切れていないようでしたが、経済再開銘柄が大きく戻したため全体では良かったという感じでした。気になるのはやはり金利で、景気が良さそうとなれば今後見直しが早まる可能性も出てくるため利益の出ていないハイテク関係はあまり強気に行かない方がいいのではと思いました。

今後の予定

中国株が割安らしいです。恒大が破綻するのは予定通りで不動産は期待できそうになく、その他の分野でも規制が色々と入っているため本当に割安なのかわかりません。そのうえ米国ADRは上場廃止が常に考えられるため、とても手を出せる感じがしません。このように悪材料が多数あると投資妙味はあると考えてもいいので、検討してみたいと思います。

中国民間企業に規制が緩い時はCXSEが面白いETFでしたが、政府資本が20%以内という定義が今後縛りになって運用が難しくなりそうな気がします。

雑記

今年の投資ももう終わりという感じで、あとは来年のことをあれこれ考えながら流すだけです。そもそもそれも面倒なのでほったらかしてもいいかもしれません。それよりも大事なのは12月ということで秋アニメも次々と終わり、いよいよ来月からは2022冬アニメが始まります。

見るものがあまり無さそうと思いつつ、結局秋も沢山見たので次は事前にもっと調べて選んでいきたいと思います。

アニメもそうですが、その原作として選ばれる漫画はネットで公開というのも増えて敷居が下がりました。そのことは決して悪い事ではなく、むしろ自分の書きたいものを書いて発表するという点で自由な世界です。とかく日本では大事と言われながら、評価されていない多様性が感じられる数少ない分野だと思うので、これからも伸びていってもらいたいです。応援のためにも年末年始は三昧で過ごしたいと思います。

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