端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

2021/10/11~10/15 今週の取引と振り返り

今週の取引 と振り返り

売り:コノコフィリップス(COP)

買い:シンプレクスHD、NF-ロシア株式RTS連動ETF

昇格:シグネチャーバンク(SBNY)

  • コノコフィリップスを一部売却しました。これからの季節でさらに原油等は値上がりしていくとは思うので株価的には問題ないですが、あまり多く持っておくほどではないというのが理由です。なお予定通り長期保有分は残しています。
  • シンプレクスHDを新規に買い付けました。DXのコンサルという最近では特によく聞く事業内容ですが、IT関連で進んでいない印象の金融業界を顧客にしているため伸びしろはありそうなのが購入理由です。先月上場しましたが、過去にMBOで上場廃止しているため今回は再上場となります。そのため社歴もそれなりにあり、実績もそこそこなので新興企業ほど不安定さはなさそうです。
  • ロシアRTS連動ETFを買い増しました。コノコ売却でエネルギー関連が減ったため、その代わりという位置づけです。コノコと並行して買っていましたが、ロシアもしばらく良さそうなので主力に移動してみました。

環境問題に距離を置いていると思っていたので、意外な表明でした。但し2060年までなので他人事かも。

  • 監視銘柄のシグネチャーバンクを主力に昇格しました。小規模のフルサービスバンクとなっていますが、どちらかというと投資顧問としてプライベートバンクのようなビジネスをしており、業績は安定して伸びています。一応これから金利も上がり、銀行には追い風らしいので、とりあえずポートフォリオに銀行も追加してみたというのが昇格理由です。なお比較的早い時期より仮想通貨預金などのビジネスを行っており、ETF組成が噂されている今のタイミングはいいかもしれません。

今週の相場の印象

  • 国内市場は意外なほどに戻りました。株式投資収益の増税案が見送りとなったためだそうで、そもそもそんな些細な理由で下げているとは思わなかったので、逆に今週の値上がりは違和感がありました。全体に値上がりしている感じでしたが、ここ最近下げていた成長株は良かったように思います。ただ問題は何も解決されておらず、たまたま海外市場が良かった影響だと思うので今後も下げても上げても無理に動かない方が良さそうです。
  • 米国株は結局強かったという週でした。前半は景気の減速傾向から金利が落ち着き、それにともない中小型ハイテクが良かったのと、エネルギー関係の高騰で、むしろクリーンエネルギーに投資促進されると見たか、その関連が強かったです。ただ最終で小売りも好調で消費関連も上げている感じで、週を通してみると特に下げるセクターが無いままに、日替わりで各セクターが値上がりしたため、平均的に全部上がったという印象です。こういう感じになってくると銘柄が絞りにくいため、割と困ります。
  • 新興国で見ている国では中国は恒大を無視して相場は落ち着いた感じ。ロシアはエネルギー高騰の恩恵を受けて値上がり、インドは何故かわからないまま値上がりしていました。この中では中国は避けたい感じがします。

受け止め方は色々ですが、思想教育に続いて情報統制も行うのは印象として良くないです。

今後の予定

今週は突然の値上がりだったため違和感しかないです。そのため銘柄によっては売却を検討したいと思います。

雑記

クリエイトレストランツが最高益だそうです。内容は協力金頼みでしたが、同じように協力金をもらっても黒転がやっとのところもある中で最高益は評価されることだと思います。

一方で飲食店だけ優遇されたという感じている人もいるようで、話題になっていました。この感情は同意しますが、制度として存在するものを利用して問題を解消するのは経営者としては当然だと思うので、店に当るのは筋違いでしょう。

米国は消費者に広く沢山お金を配って景気回復につなげましたが、日本は飲食店の延命に使ったため需要に見合わない形で飲食店が残り、消費者はお金が無いままで、その差が今後出てくるかもしれません。差し当たってコロナが落ち着いている事が前提ですが、12月には飲食店同士の値段の叩き合いと、客の奪い合いがあちこちで見られるのではないかと思います。海外の食材の値上がりと円安、エネルギー高と厳しい面が多く、経営力の差が問われる時です。ちなみに昨年多くの人が感じた事ではないかと思いますが、忘年会は本当に必要?

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