3ヶ月毎に行っているアセットアロケーションのチェックです。株式市場がずっと上げている印象だったのですが、配分はそんなに大きく変わっていませんでした。なお今年からサテライトだったリートを不動産として分けて管理することにしました。細かい所は除いて、前回からの主要な取引は以下のようなものだったと思います。
- 旧NISAは期間が5年と短いため、株価上昇と合わせてオルカンは一部売却したのでコアの比率は下がっていた。
- 成長NISAはまだ未使用で、上記オルカンの売却に対して特定でノムカンを買い戻している。
- 不動産の国内リートは2月、3月で目標としている水準まで購入できた。
- 国内投信でニッセイ-ナスダックを買い増したりしたのでサテライトの比率は少し上がった。
- リスク資産の比率は変わっていないので機会損失にはなっていないと思う。
- 旧NISAオルカン売却資金は低リスク資産の比率を調整するため個人向け国債を買い増した。
今年に入ってから株式市場は想定以上に上げてきているようですが、引き続きアセットアロケーションは定期的に確認して適度なリスクバランスを保っていきたいと思います。
世界株式(NISA含む)
三菱UFJ-eMAXIS-Slim全世界株式(オールカントリー)
野村-はじめてのNISA全世界株式(オールカントリー)
サテライト
国内投信
海外投資
不動産
iシェアーズ-コア JリートETF
低リスク資産
ドル・円定期預金
個人向け国債(変動10年)
SBI債
低リスク資産として現金などを持つ理由
アセットアロケーションに現金を入れなくてもいいと思う人
これまでも色んなブログで書かれていることなので多分重複するでしょうが、思いつくのは以下のような人です。
- 投資を始めてすぐで、資産額が大きくないため、下げてもダメージが小さい。
- 十分な資産形成ができているため、多少下げても生活には影響がない。
- 鋼の精神力があり、多少下げても全く気にならない。
- 株式100%の方がこれまでのデータではリターンが大きくなると信じている。
- 定期的な収入があるため、下げた時にも継続して追加資金が用意できる。
これらに該当しない場合はある程度は現金、又は同等の低リスク資産があった方がいいと思います。
アセットアロケーションに現金を入れていた方がいいと思う理由
この理由を書く前にまず事前準備として、自分なりのアセットアロケーションは決めておいた方がいいです。そのうえで現金を入れていた方がいいと思う理由ですが、大きく下げた時に、自分の意志に逆らってリスク資産を買い増すことができるからです。分かり易い事例はコロナの時ですが、あのような時に減り続ける資産を見ながら株式を買い増すのは精神的に踏み込めないものですが、予めアセットアロケーションを決めておけば、ルールとしてリバランスで仕方なく買い増すことになり、結果として報われる可能性があります。どの株を買うかで絶対に見返りが得られるかどうかはわかりませんが、とりあえず長期で考えるなら試してみてもいいのではないかと思います。
大きく下げた時にとりあえずの選択としてはオルカンは無難。それでそこそこリターンが取れれば、それで十分。