端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

2021/8/16~8/20 今週の取引と振り返り

今週の取引 と振り返り

売り:アンビスHD

買い:iFree中国科創板50、ニッセイ国内債券インデックス、ジャパンエレベーターサービス

  • アンビスHDを一部売却しました。ホスピス専業により地域の医療システムに組み込まれることで施設も増やしており、当初からの成長戦略に沿って継続してこれからも伸びるとは思います。但しこのような福祉関連の事業会社は株価を上げようという意思が弱い感じがあり、それが一部売却の理由です。こちら以外では例えばウェルビーもそうですが、社会的な意義はあるので応援したいところですが、株価は上がってほしいので、そのへんが難しいところです。

  • iFree科創板50を買い増しました。今週も中国株は色々な規制が増えて下げ続けており、こちらのETF構成銘柄ではそこまでの影響は無いと思うのですが同様に下げていたので少し増やしました。先週中国株を検討するにあたって産業用エンジニアリング、ヘルステックあたりが良さそうと考えていましたが、結局このETFが適当というのが継続の理由です。iFreeの資料は少ないので他社で同様の指数を対象としたETFを参考にしました。

なぜ科創板なのかという部分です。

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ちょうど狙っていた業種のところが多いです。全体にソフトよりハードが多く、産業寄りの構成となっています。

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資料全体です。辿っていくと構成銘柄もわかりますが、知らない会社が多くHPも中国語だけというのもあり、調べていくには難しい印象です。

  • ニッセイ国内債券インデックスを買い増しました。アセットアロケーションとしての調整のためです。日本国債金利も0に近く、個人投資家には不人気ですが、今年に入ってからは国内外の機関投資家には人気で買われているようです。ただその理由が日本の景気は当面良くなりそうになく、金利も上がりそうにないためという後ろ向きな消去法による選択のようですが、とりあえず債券価格は上がっているので少しばかりの値上がり益は出てきました。

  • ジャパンエレベーターサービスHDを買い戻しました。先週の売却は失敗したかもしれないという判断によるものです。今週は内需の好業績のところは見直し買いが入り、監視からも外した銘柄が軒並み上げている状況で散々な一週間でした。

今週の相場の印象

  • 国内市場はコロナ感染の拡大が影響したうえに、部品不足によるトヨタの9月減産のニュースがとどめを刺した感じで駄目な週でした。今後の希望もあまり感じられませんが、中小型の好業績のところが底打ちしたかもという感じだったので、それらが今後どうなるか見ていくぐらいかと思います。なお短期勝負なら今週は海運で始まり、酸素で終わる週だったので、うまくやれば十分な利益になったかもしれません。来週以降もオンライン診療と酸素関連はしばらくテーマとして動きそうです。
  • 米国株は相変わらずよくわからないまま値を保った相場でした。マイナス材料として中国関連、金利が上がるかもしれない、消費がピークアウトしたかもしれないといったような今年に入って何度も聞いたような話題で下げつつ、後半はハイテク大型あたりが戻してくるところが、強い市場という印象でした。今の状況ならS&P500のレバレッジで下げたら買いぐらいまでが取れるリスクかもと思いました。
  • 中国株は悪い一週間でした。相場の行方は政府次第といった感じで、手を出さないのが良さそうです。

今後の予定

  • ARKKに対するマイケル・バーリ氏のショートが話題になっていました。直近のサイオンの状況も出ていたので色々と見ていきたいと思います。

とりあえず面白くなってきました。

雑記

ここ最近雑記という形でアニメ・漫画について追加していましたが、もともと今週の振り返りで書く事はそんなにないので足したのが始まりで、あらためて考えると投資とは関係ないので継続するのはやめることにしました。代わりと言ってはなんですが、広い範囲で投資に関して今週気になった事があれば雑記としてあげることにします。

今週気になったのはフェイスブックメタバース会議システムのベータ版です。オフィスの在り方が再度日本でも問われることになると思いますが、KADOKAWAのシステムがわりと現実的な感じで、その延長でサテライトオフィス形式が働き方も考慮すると増えていくのではと考えていて、そうなった時に会議で利用するのにちょうど良さそうと思いました。独禁法で再提訴となったりと大変そうですが、GAFAMの中でもコミュニケーションという分野では抜けた存在だなと感じる製品です。

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