端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

2021/8/23~8/27 今週の取引と振り返り

今週の取引 と振り返り

売り:バーリントンストアーズ(BURL)、農林中金長期厳選投資おおぶね

買い:eMAXIS-slim全世界株式(オールカントリー)、iFreeレバレッジS&P500

昇格:コストコホールセール(COST)

  • バーリントンストアーズを売却しました。余剰在庫やシーズン遅れのブランド衣料の安売りで伸びてきたオフプライスストアの3強ですが、今週大きく下げました。コロナの再拡大の影響というより各種コストの値上がりで今後の成長が伸び悩むことを懸念してのようです。こちら以外でもダラーショップ等も大きく下げていたので、このような低価格を売りにしている小売りは今後厳しい可能性があります。加えてすぐに変わらないかもしれませんが、ブランド衣料の大量生産と過剰消費というのがミレニアム、Z世代には向いていないのではと思ったのが売却理由です。
  • おおぶねを一部売却しました。ポジション調整のためなので、積み立ては継続します。
  • eMAXIS全世界株式を買い増しました。積み立て継続中ですが、今月も高いところで買ったことになります。
  • iFreeレバレッジS&P500を新規に買いました。米国株は押し目をほとんど作らず強気なようなので、欲に駆られてレバレッジ物に手を出しました。円で処理したかったので日本の投信を選んでいます。
  • コストコホールセールを監視銘柄から主力に昇格しました。おおぶねに入っていたため売却していましたが、個別で持つだけの魅力を感じていたので買い戻して監視銘柄としていました。今週は低価格販売のところは軒並みやられている感じでしたが、生活に必要な食料品などを販売し、スケールメリットを生かして低価格でも利益を出して行けるシステムを持っているところは今後も成長が期待できそうなのが主力に上げた理由です。小売りとしてバーリントンの後に入る形になります。

今週の相場の印象

  • 国内市場は先週が売られ過ぎと判断されたのか、米国の影響を受けたのかわかりませんが高く始まる週でした。ただその後はコロナ感染の拡大が止まらず悪影響を懸念してなのか、ずるずると下がっていった印象です。結局日本の問題は何も解決していないので当然といった傾向ですが、好業績のところは選別して買われていたようなので、そのへんに期待していくしかないのかと思います。
  • 米国株は懸念点は色々あるものの、概ね強く終わった週でした。消費関連で小売りが大きく下げたのが気になりますが、代わりに旅行関連は戻してきているので対象が変わってきている印象です。それと値動きは荒いものの中小型株は活発な取引で、大きく上げたものも目立ちました。分野としてハイテクは全般に強いようでしたが、特にセキュリティは大統領がIT・金融大手の経営者と会合を持ったという話題も影響してか、ほぼ無選別に上げていたようです。今は投資資金が次々と入ってくるようなので多少の問題は乗り越えて、米国株は集中して買われているような気がします。
  • 中国株は一瞬だけ買われた後に悪く終わった週でした。先日まではネガティブだったARKが長期では期待できるとして中国株を買ったというのが影響したようです。またハイテク大手が社内で定めた以上の超過利益について、政府に配慮して上納金として差し出す代わりに規制を緩めてもらうように動いているようですが、今後それで許してもらえるかは全くわかりません。その意味ではまだまだ不透明な市場なので積極的に買っていける感じはしません。

今後の予定

  • 日本は酸素が何かと話題になっていますが、それは置いといて、今後は水素について調べていきたいと思います。

雑記

中国政府はさらに規制を強めているようで、今週は芸能人のランキング中止というのが出ていました。随分細かいところまで気にするのだとは思いましたが、日本は逆に何でもランキング付けが多過ぎるように思います。

ところでそれは今回は直接関係なく、規制を強めている中国でも影響が少ない分野はあるというのが今週気になりました。今は世界的に自動車などはEVがメインという感じですが、さらに将来に向けてどこも水素は外せないという感じです。

日本で水素といえばトヨタは外せませんが、燃料の製造過程で国内は難しくても海外なら今後可能性はありそうです。

まずは水素のインフラが整ってからと思いますが、EVの先にあるものとして将来は自動車はもとより、船舶・飛行機なども加えると内燃機関のメリットを生かせる分野も少なくないのではと思います。

最後にルマン4連覇おめでとうございます。ライバル不在と言われていましたが、トラブルを抱えつつも結果を出すところがすごいです。今回はハイパーカーという新カテゴリーでの初レースでしたが、次は2025年から始まる水素カテゴリーでも初代優勝を期待しています。

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