端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

クオカード+カタログ優待の日本モーゲージサービスですが、株価が上がったので売却しました。

日本モーゲージサービス(7192)

日本モーゲージサービスグループは、主に住宅関連事業者へのサービスを提供しています。事業内容は3つの事業セグメントに分かれており、住宅金融事業は、住宅関連事業者への支援となる住宅資金需要者向け住宅金融サービス「MSJフラット35」、「MSJプロパーつなぎ融資」などの提供しています。住宅瑕疵保険等事業は、宅瑕疵保険等の販売、住宅の性能評価・検査等各種サービスの提供、及び住宅地盤保証業務等を行い、住宅アカデメイア事業は、住宅フルフィルメント業務、住宅コンサルティング業務、ハウジングプロバイダ(HP)統合システムプラットフォーム提供業務、HP統合システム連動保証プログラム提供業務を提供しています。モーゲージというとBtoCのイメージでしたが、こちらはBtoBtoCになります。

事業の流れ

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事業内容・収益内訳

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業績の推移

業績は今のところ順調です。先日発表された短信でも好調なことがわかりました。一方で今の事業内容で大きく伸びるのかは不明です。競合も多そうですし、差別化も難しいイメージなのでどこかで頭打ちになるかもしれません。

~2019年

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2019-2020年比較

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株主還元

配当予想は35円なので、利回りは約1.6%ぐらいになります。株価急伸により利回りとしては下がってしまいました。

優待は昨年大幅な拡充が発表されました。1年目でもクオカード3000円ですが、そこにカタログギフトが加わっていくため最大で12000円相当となり利回り5.7%程度です。

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投資先として

業績は今のところ順調で、当面大きく崩れそうな感じはしません。配当優待利回りは7%程度あり、優待の中身も額面価値の高いクオカードに加えて、人気の高いカタログギフトで4500円×最大2個となるため大盤振る舞いと言うしかありません。現在の株主数が約14000人なので配当も合わせると年間2億円ぐらいを提供することになり、営業利益が12億のところに2億は過多な気がします。今後収益が伸びれば良いのですが、ここ数年の住宅販売事情が継続できるかという疑問と、事業内容から競合も多そうで差別化も難しそうなので利益が突然増える気がしません。一方優待は人気化しそうなのでこのまま株主数が増えれば3億とかすぐに行きそうです。そういう気になる点が出てきたのと、株価も高くなったので配当優待利回りとしてはまだ十分高くて魅力的なのですが、一旦売却しました。これが逆に株価も上がらず1200円程度だったら、クオカードだけとかに改悪されても全然問題なかったのですが、株価が上がったためにややリスクが大きくなった感じです。もちろんこのまま優待が継続されれば、かなり美味しい銘柄なので保有していくのも有りかと思います。

 

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