端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

クオカード優待の山田債権回収管理総合事務所が優待コレクションに仲間入りです。

山田債権回収管理総合事務所(4351)

山田債権回収管理総合事務所グループは、同社、子会社5社(山田資産コンサル、ワイエスインベストメント、山田エスクロー信託、山田知財再生、投資事業組合等1組合)及び親会社3社(司法書士法人山田合同事務所、土地家屋調査士法人山田合同事務所、他1社)で構成され、不良債権処理、企業再生等に関するサービサー事業、派遣事業、今後、成長分野として期待されるエンディングビジネスの中核を担う不動産ソリューション事業、信託事業の他、測量事業等を行なっています。

グループの構成

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事業構造

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業績の推移

業績はまあまあ凸凹しています。たまに赤字にもなったりしていますが、一方的に悪くなるわけでも無く、盛り返しているので粘り強い経営をされているように見えます。実際に売り上げの事業別割合を見ても、時流に合わせて事業内容を変えていく事でうまく乗り切っていることがわかりました。今は派遣で盛り上げていますが、今後底地ビジネスやエンディング関係、事業継承などが期待できそうです。

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株主還元

配当は11年連続10円配当と報告されていました。これは自慢されているのか意図はわかりかねますが、とりあえず今の株価だと約2%となります。増配はあまり期待できなさそうです。

昨年優待も新設され、12月末の株主は1000円のクオカードで頂けます。目的は株主数のアップだそうです。

投資対象として

まず社名が一般受けせず馴染めません。合わせて業務内容も複雑でちゃんと見ていかないとわかりにくいです。今回優待を新設して株主数増加を狙っているようですが、業績もすごく良いわけでも無く、全体に地味でそんなに増えないかもしれません。そしてそういう地味で配当優待利回りはさりげなく4%程度ある、こういう銘柄が大好きです。今後もなるべく目立たず、市場の片隅で地道に頑張ってほしいと思います。なお会社のIR資料の報告書はとてもきちんとされていて、細かく見ていくと面白い内容で、今の流行りのビジネスが見えてくる感じでした。

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