端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

端株で集めていたサイネックスですが、一旦全部売りました

クオカード優待のサイネックスですが、端株でこつこつ買い集めていましたが、一旦全部売りました。実は保有していたことを忘れていて、昨日気付いて、本日の売りです。今の株価で見ると配当1.96%、優待1.57%で配当優待利回り3.53%はそんなに悪い数字ではありませんが、少し物足りない感じです。

こちらの会社ですが、市町村などの地域行政情報誌の発行、旅行・物販サイトの運営、ふるさと納税の仲介などを行っているところで、普段の生活の中でもそのサービスは目にすることが多いです。例えば便利電話帳テレパル50、防災ガイドブック、ごみガイドのような発行物は届いて見たらサイネックスがやっていたんだなあと知りました。また地域サービスのWeb情報や、ふるさと納税仲介など地域行政にぴったりくっついて着実に稼いでいくビジネスです。正直こういうビジネスモデルは大好きで、ほとんどの情報誌など一度フォーマットを決めてしまえば大きな変更も無く、行政サイドも予算を取って毎年~数年毎に発注するため、あとはユーザーの市町村を増やせば売り上げが伸びていくという、きれいなストックビジネスです。

それでは可能性を感じながら何故一旦手放したかというと、何かがいつも物足りないと感じてしまう業績で、ここ数年の利益はずっと右肩下がりです。それと合わせて大抵の企業の決算説明資料(パワーポイントの資料)は見ているのですが、プレゼン資料としてきれいにできていて、説明も悪くないけれど、何気に大風呂敷を広げた感じで最終的な実行力に欠ける印象が毎回あります。このパターンの場合期待しつつも決算で裏切られる事が多く、そういう理由で全部売りにしました。ちょうど先日の決算で少し良くなるかもと発表があったのと、自社株買い発表とどちらの理由かわかりませんが株価も珍しく反発したのでタイミング的には良かったかなと思います。もっとも決算は最終的なところを見てみないとわからないのと、自社株買いはYahooと資本提携解消に伴い、Yahoo保有分を放出するのを引き取るだけなので、株価上昇材料ではないような感じはします。待っていればまた下がってきそうなので、優待株として数字が合うところまできたら、また買い始めたいと思います。