2023年8月末までの投資状況をまとめました(9月1日締)
8月の株式市場は日米とも弱くなると思っていましたが、思ったよりも粘っていた印象です。米国は金利がまだ上がる可能性があるような数字が出ていたにも関わらず、都合のいい解釈でソフトランディングして反転するという期待があるようです。また日本は高配当に再度資金が流れているように見えました。
ただ米国のそういった流れに対して見方は変わっていないため今月は静観という形を取りました。改めて書いておくと、金利をもう一回は上げないと物価目標を達成することは難しく、一方落ち込み続けている米国景気はさらに消費が落ち込み一段と悪化するだろうと思います。
日本に関しては消費が思ったよりも強いのが意外ですが、物価が高止まりしていくなかで賃金上昇は追いつかず、いずれ景気は落ち込み始め、そこに立ち直りが難しい中国経済の悪化が影響して日本もそれなりに巻き添えを食うだろうと思っています。付け加えると国力の低下はさらに進み、一段の円安にもなっていくだろうと予想しています。
そういう中で株式市場はどうなるかは予想ができません。景気は悪くなるとは思っていますが、それに対して楽観的な解釈により上げたりすることもあるためです。そのため今後は経済情報等は目を通して予想はするものの、投資判断に関してはどうせ当たらないので予測をはせずに、市場が動いたらそれに合わせて対応することにしました。そんな投資判断を見直した8月の結果です。
対前年末 +20.9%(先月比 +3.6%)
複合ベンチマーク
対前年末 +19.4%(先月比 +2.0%)
複合ベンチマーク構成
eMAXIS Slim国内債券インデックス 25%
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー) 75%