端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

2023年11月の結果(~2023.12.1)

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2023年11月末までの投資状況をまとめました(12月1日締)

11月の株式市場は米国の利上げ終了の見込みで上げてきました。予想とは全く異なる相場でしたが今のところ様子見の状態です。理由として米国は目標とするインフレ目標にはまだ届いておらず、今の景気では達成できないと思うので、もう一段の利上げで景気が悪くなってやっと終了し、利下げは来年末ぐらいではと考えているからです。一方で日本はゼロ金利解除で利上げをすると景気が悪くなり、企業の業績不安から来年の賃上げも僅かとなりデフレに逆戻りするかもしれません。そう考えると強気に転じるのは時期尚早というふうに感じます。

さて相場の事はそんなふうに予想しても当たらないので今月に実施した事を書いておこうと思います。年末になるとよくされているのは損出しによる今年度の節税ですが、今月やったのはその逆の益出しです。具体的には現行NISAのスリムオルカンを一部売却して非課税で利益を確定し、特定口座で野村オルカンを同額買付しました。これまでは特定口座のスリムオルカンを買い増していましたが、含み益が多くなってきたため今回は新規に野村オルカンを選んでいます。

今回はここまでですが、今後同じように野村オルカンを高値掴みで買い続けていくと、そのうち相場が崩れた時に含み損になります。その時に特定口座のスリムオルカンと野村オルカンを相殺して売却益がゼロになるように売ると特定口座の利益を非課税で確定できます。来年からはこのタイミングで特定口座の売却額と同額を成長NISAでスリムオルカンを買い付けるつもりです。多分この方法なら成長NISAの平均買い付け額は比較的安い所になるのでは思います。

これらの主な目的は資産増を目的としつつ、含み益を非課税で確定益に変更することです。通常含み益が多いと安心感はありますが、それが増えていくと将来支払う税金がどんどん増えるということなので必ずしも喜べる話ではありません。そのため相場に過熱感が出た時はたまに行っています。そんなことをしていた11月の投資結果です。

対前年末 +24.4%(先月比 +6.2%)

複合ベンチマーク

対前年末 +22.2%(先月比 +8.9%)

複合ベンチマーク構成 

eMAXIS Slim国内債券インデックス       25%

eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)  75%

2023年11月末