端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

2023年2月の結果(~2023.2.24)

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2023年2月末までの投資状況をまとめました(2月24日締)

今月は米国は弱気に、日本は強気ではないものの好調な相場でした。米国については強い雇用と堅調な消費という流れは先日メモで書いた通りなので今後も変わらないだろうと思います。一方景気はインフレが長引くにつれて、企業収益がどんどん悪くなっているように見えます。多分この流れはFRBが金融政策を見直さない限り変わらないと思うので、今後も雇用が強いままインフレも続き、企業業績は悪化するという見込みですが、すごく悪くなる前にFRBが折れて金利上昇はストップしてぎりぎり回復に向かうのではと思っています。但しこの流れは力強い回復は期待できず、いよいよ世界的に低成長時代に入ってきたという気がします。

日本株は高配当株が思った以上に強く、そこから低PBR銘柄に人気が移ってきたようです。東証再編時は批判の多かった分類でしたが、ここに来てプライム残留のため株価対策が必要になってきた企業も増えて、当面は期待できそうです。日本人の横並び意識から経営者側はプライムからスタンダードに降格は避けたいと思うので配当なり、自社株買いなり還元は増えるかもしれません。ただ株価対策がそのような一時しのぎで成長投資に向かっていないような気もするので、長期的にはあまり日本株には期待はできないとも思いました。

投資としてはボックス相場で低迷という予定は変わっていないのですが、低成長時代に合わせることで見直す必要があるかもしれません。まず一番無難なのは世界株式+現金というのは変わりませんが、多分期待リターンが今後は少し低くなり、目的とする資産額がある場合は到達期間が長くなりそうです。もしこれを改善するにはアクティブ投資を追加してリターンを上げるか、投資資金を増やすため入金力を上げるか、どちらしてもちょっと大変そうです。そういったことを考えながら少しずつサテライトを中心にポートフォリオを見直していた2月でした。結局ベンチマークとは変わらない結果というのはいつもの通りです。

対前年末 +3.5%(先月比 +1.6%)

複合ベンチマーク

対前年末 +4.6%(先月比 +1.3%)

複合ベンチマーク構成 

eMAXIS Slim国内債券インデックス       25%

eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)  75%

2023年2月末