端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

サテライトポートフォリオの現状 2023.2

アセットアロケーションのサテライト部分についての前回からの変更点です。

日本株

個別株

アンビス

イカレントコンサルティング

SHIFT

ショーボンド

浜松ホトニクス

広済堂

ビジネスブレイン太田昭和

学究社

その他

優待株

今月の売買

売却 エスリード、九州リース

購入 テンポイノベーション、田辺工業

個別株の構成銘柄は変更なしです。当面割安でなければ厳しいかもしれません。優待株は、割安ながらマンションがさらに売れるイメージがなかったのでエスリード、値上がりした九州リースを売却しています。購入はコロナの分類が変わり、人の流れも増えてきてそれなりに飲食店は回復する可能性と、会社をやめて自分で飲食店を開業といった夢を持つ人は一定数いると思うので、テンポイノベーション、追加で工事関係が買われているため田辺も購入しました。

外国株

個別株

MO(Altria Group)

RICK(RCI Hospitality)

BFAM(Bright Horizons Family Solutions)

PANW(Palo Alto Networks)

SCI(Service Corporation International)

AGYS(Agilysys)

AGM(Federal Agricultural Mortgage)

ELF(E.L.F. Beauty)

ALGM(Allegro Microsystems)

STN(Stantec)

ALG(Alamo Group)

LW(Lamb Weston)

GPC(Genuine Parts)

MP(MP Materials)

PI(Impinj)

EME(Emcor Group)

ACHC(Acadia Healthcare)

CLH(Clean Harbors)

ANET(Arista Networks)

FVRR(Fiverr International)

ETF

なし

今月の売買

売却 TSLA、SMH、DGS

購入 ELF、ALGM、STN、ALG、LW、GPC、MP、PI、EME、ACHC、CLH、ANET、FVRR

個別株は1銘柄売却、13銘柄購入で12銘柄増えて計20銘柄となっています。先月ディフェンシブ寄りのところは売却して減らしていきましたが、今後は低成長で指数だけだとリターンは期待できないため、当面厳しくても成長株の仕込み時期と割り切って増やしています。個々の銘柄の説明は省きますが、イメージとして嗜好性の高い生活必需品、人手不足対策、環境・エネルギー・食料のエンジニアリングといった関連を購入しています。

ETFは全て売却しました。個別株に対してリターンが低くなること、そのわりにリスクはあまり抑えられない可能性があるためです。特に配当系は今購入には適していない気がします。とにかく金利が上がってきているため定期預金の方が安全で確実という判断です。そのため今の構成は個別株でリターンを狙いながら、定期預金で利息を稼ぐという簡易的なバーベル戦略のような方法を取っています。

投信

主力投信

SMT-欧州株配当貴族インデックス

Tracers-S&P500配当貴族インデックス

SMT-日本株配当貴族インデックス

eMAXIS-NASDAQ100インデックス

観察用投信

農林中金-長期厳選投資おおぶね

auAM-レバレッジNASDAQ100

三菱UFJ国際-日経平均配当利回り株ファンド

今月の売買

売却 auAM-レバレッジNASDAQ100

購入 S&P500配当貴族インデックス、日経平均配当利回り株ファンド

今月は日欧は比較的良くて、NASDAQも勢いが残っていたため主力では米国配当貴族だけ買い増しました。観察用はいつものおおぶね積み立て以外では、レバナスが短期で値上がりしたため積み立てを中止し、ほとんど売却しました。新規の観察用として日本株の配当系の勢いが続いていたため日経平均配当利回り株という特徴が分かり易いファンドを購入しました。一般に人気があるのは日経平均高配当株50ETFですが、それとの違いは銘柄数が30と絞って、さらに高配当狙いという点と、投信なので指値はできない代わりに購入は100円からなのでお手軽という点です。

オルタナティブ

SMT-コモディティオープン

今月の売買

売却 PFF

購入 コモディティオープン

配当目的のPFFは売却しました。ついでにアセットアロケーションで低リスク資産扱いとしていたFTSE世界国債インデックスも全て売却しています。理由は株式との相関性が高く、今後も値下がりリスクが大きいわりに配当利回りはそんなに多くないということです。そのためドル・円ともに基本は全て定期預金にしています。今後も米国金利が上昇する見込みのため今年中には預け入れ金利が5%に到達するかもしれません。

今月コモディティを新規に購入しました。消費が好調で需要が強いというのは前に書きましたが、今回は供給の面で気になりだしたからです。コロナ、戦争以前では中・ロとも仲が悪いなりに折り合って生産性重視の経済体制が組まれていましたが、それが今は着実に分断が進んできました。そうなると西側は新たな経済体制を組む必要があると思いますが、例えばロシアの穀物、エネルギー、肥料といったところや、中国のレアメタルやその派生品であるリチウム電池ソーラーパネルといった工業品への依存度を下げていくには当面かなりのコストアップにつながる可能性があるため、インフレは今後下がるどころか、横這いのまま再度上昇する可能性を感じたからです。もし今の状況でもFRBが数字に拘ってとんでもなく金利を上げたら大不況になってインフレは目標値に行くかもしれませんが、そこまでは踏み込めないだろうという前提条件があるため、さらに買い増していくかは様子見です。

f:id:kamekichi-s:20191023223819p:plain