端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

2020/9/28~10/2 今週の振り返りと今後の計画

今週の相場、取引の振り返り

  • 日本株は少し崩れてきました。配当優待の権利も過ぎて今後の盛り上がりは少なそうで、製造業で回復基調というのも見ましたが、あまり期待はしていません。それと新興株は一部を残して色々売却しました。直近のIPOも計画が過大で期待ほどの成長は難しいかと思います。労働移動の関連でIT技術者教育という感じで優待株を少し買い、メインは介護・医療関連への転職で資格教育、派遣などでトップのSMSを成長株として買っています。移動元は観光・飲食関係の廃業を想定していて、GoToは東京も始まりましたが、基本的に需要の先食いに過ぎず、キャンペーンが終われば価格が戻り客足も減り、GoToで行った人はしばらくやめようという気分にもなりそうです。あとこれまでの過剰消費に頼った経済は多少は見直され、消費が減れば製造業も含めて収入が減れば観光・飲食は控える傾向にもなるでしょう。その意味では労働移動支援という政策はこれまでとはちょっと違う考え方で現実的な解決策だと思います。
  • 米国株は上げた後トランプ感染で下げて終わりました。ハイテク大手はやや厳しいのと、クリーンエネルギーが値上がりしていったのはバイデン効果かもしれませんが、ソーラーモジュールのSEDGが切り返してきました。トランプが今後コロナ感染で選挙活動が不利になればこの傾向は続くかもしれません。
  • アメリカの雇用面も厳しい状況は続きそうです。社会の効率化と生活スタイルの変化はいずれも雇用にはプラスに働かず、統計もぱっと見は失業率は下がりつつあるように見えて、労働参加率は全然上げてきていないので、単に就職をあきらめた人が増えているため失業率が下がっている感じです。そういう中でフリーランスでやっていこうと考えている人が増加しているのかクラウドソーシング2位のFVRRは好調でした。それに加えてもう少し堅めの仕事を中心に扱っている1位のUPWKも事業環境が良くなったようなので新規に買ってみました。ちなみに日本でも同業の会社を調べてみましたが、いまいちだったので見送っています。
  • 今週の気になる銘柄はCRLです。医薬品の研究開発に使用される実験動物を扱っており、その他研究支援なども行っています。市場シェアは世界の50%と最大手で、製薬会社のほとんどとビジネスはあるようです。実験動物はかわいそうですが、人間に試験する前には過程として必要な場合も多そうで、今後も無くなる可能性は少なく、一方で動物愛護の観点から新規参入は少なそうで、むしろ買収を重ねてさらにシェアは上がるものと考えています。成長性はゆっくりなものの、このような医薬品開発プロセスビジネスは開発競争に巻き込まれず、どこが勝ってもプラスとなるため、保有しやすい銘柄だと思います。

今週の問題点

  • 国内成長株はマザーズ系がやや怪しい感じで売却したため、さらにすることが無くなりつつある。
  • 米国株は混沌としてきた。明らかに悪い流れながら、トランプがコロナ感染で正常な選挙活動ができないことを理由に、大統領選挙の延期を言い出しそうで、不安を感じつつ、やってほしいという興味本位の部分もある。
  • 米国株の銘柄整理は進まず、IBPなど買い戻しもしたりしてやや整理はあきらめてきた。

今後の計画

全体にはすることが減っているため、来週も様子見をしながら、テーマとしては動きのある「バイデン効果の影響」について調べていきたいと思います。

 

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