ダイトウボウ（３２０２）
ダイトウボウグループは、主に商業施設事業と繊維・アパレル事業を行っています。事業内容は３つのセグメントに分かれて事業展開しています。商業施設事業は、商業施設の運営・管理及び不動産賃貸を行い、ヘルスケア事業は、寝装品等の製造・販売を行い、繊維・アパレル事業は、衣料部門、ユニフォーム部門及び素材部門を通じて衣料品とユニフォーム等のアパレル製品と繊維素材の製造・販売を行っています。
業績の推移
業績は低位安定という感じがします。また売り上げはともかく、利益はほとんど全て商業施設で稼いでいるため、もはや繊維会社とは言いにくいところがあります。
事業部別成績
株主還元＋株主割合
配当は無配当です。優待はクオカードメインですが、継続保有条件などがあるため注意が必要です。また私もその中の一人ですが、優待目的の個人株主の比率が高いです。
投資先として
業績は商業施設頼みなので今後どうなるかわかりません。ヘルスケア事業が黒字になりましたが、僅かなのでこちらもどうなるかわかりません。そのため投資としては優待目的のみと考えていますが、株主割合を見ても同様の個人が多数を占めているので、もし優待廃止などになれば暴落は避けれない思われます。ただ会社ももともと１部上場維持のため始めた優待なので、よほどの事が無い限りは継続されるだろうと考えています。なお今回はコロナウイルス肺炎が思わぬ形でヒットして暴騰したので、とりあえず売却しました。また値下がりすれば買い戻したいと思いますが、当面は荒い動きになりそうで、今はノンホルダーなので今後の株価の行方は気軽に見ていきたいと思います。
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
今回のように投資をしていると、思わぬ形で利益が出る事があります。一方で損する時は何かしらミスをしていたり、調査不足だったりするもので、そういう時に思いだすのがこの言葉です。
今回は思いがけぬ形で入ったお金ですが、それらは国内大型高配当株、国内好財務優待株、及び先進国債券（為替ヘッジあり）などに振り分けて、少しでも負けにくい投資に近づけるようにしてみました。
