端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

世界株式インデックスの積み立て日なので、世界株式のESG投資の影響について調べてみます。

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

今日は毎月10日の積立日でした。先月は久しぶりに追加でもう1回買い付けましたが、今月はどうなるでしょうか。

さて今回はESG投資について改めて調べてみます。先日ESG投資で米国株で該当するETFをS&P500と比較してみても、あまりパフォーマンスで差は認められなかったというのがわかりましたが、今回はそれを世界株式でE(環境)に注目して比較してみます。

ACWI VS CRBN

比較するのは次の2個のETFです。ACWIは世界株式、CRBNは世界株式でも炭素排出量を抑える努力をしている企業比率が多くなっているようです。

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パフォーマンス比較
気になるパフォーマンス比較でしたが、同じとみていい結果でした。CRBNの方がボラティリティが僅かに低いかもしれませんが、誤差範囲とも思える程度です。今後の傾向で判断するしかありませんが、見方を変えれば環境銘柄を優先しても不利にもならないのは投資しやすいと思えます。

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ポートフォリオ比較(Top10)

ポートフォリオを比較しても、だいたい同じようなものでした。なお今回記載はしていませんが、国別で見ても同じでした。

ACWI

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CRBN

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持続可能性に関する特性比較

両者を比較してみてもESGレーティング、スコアは同等で差は認められませんでした。やはり世界の代表的な企業はESGに対して考慮した経営をされているようです。ただ差として確認できるのは売り上げ当たりの二酸化炭素排出量で、ACWIは約183(Tons CO2E/$M SALES)に対してCRBNは約59と1/3弱となっていて、さすがにローカーボンをテーマにしているだけのことはあります。

ACWI

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CRBN

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まとめ

  • 世界株式ローカーボンはパフォーマンスとしては通常の世界株式ETFと同等の結果がこれまでは得られているようです。
  • ESG投資という観点ではどちらも高レーティング・スコアなので社会的に見れば良い投資と言えそうです。
  • 環境面で二酸化炭素排出量がCRBNの方が抑えられているため、地球温暖化に関して思いがあればこちらを選択しても良さそうです。

 

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