先月スタートした、かっての高配当銘柄で今は無配当のGameStopへのギャンブルですが、1ヶ月経過したのでその後の経過確認をしてみます。
先月から今日までの主な出来事
- 9月の決算に少し期待されて株価が上がっていましたが、やはり目標にほど遠く悪い決算だったため一時的に株価は暴落しました。
- 本業とは関連しないアップルのサービス店を売却し、負債の返済に充てるようです。
- 採算の悪い店舗を約200店閉鎖して、利益率の向上を狙っているようです。
- 今まで株を買っていなかった取締役メンバーがインサイダーとして保有していることを公表しました。
株価の推移と主な出来事より振り返ってみます
8月までひたすら下がっていた株価でしたが、マイケル・バーリ氏のファンドが保有していて自社株買い等の要望と提言をしたあたりから底打ちして、9月上旬は業績回復期待もあって株価は上昇していました。但し予想通り悪かったため暴落し、その後も低迷し続けるかと思っていましたが、採算改善の対策に期待してか、取締役メンバーが購入していることから将来の展望に自信を感じたのか上昇傾向です。今週の下落にも耐えて何とか高い位置で維持しています。
主要株主を確認してみました。
このような投資に不適と思えるような会社に誰が投資しているのか上位株主を調べてみました。
調査結果からわかるのはパッシブ系の会社、そしてETFがずらりと並んでいる事です。ブラックロック、バンガード、ステートストリートと揃っていますし、ETFも概ね指数連動のようです。よくETFが株式を買い上げるとゾンビ企業が生きながらえるという意見を聞きますが、この株主リストを見るとあながち間違っていないのではないのではという気がします。興味深いのはファンドトップにフィディリティのバリュー系ファンドが来ていることで、資産価値からみて割安と判断しているのだと期待してしまいます。
今後の予定
思ったより値上がりしてきているのが予想外ですが、ここで買い増しするとギャンブルで負ける典型的なパターンになりそうなので、しばらく様子を見て、次の決算でまた悪かったら暴落すると思うのでその時に気が向けば買い増したいと思います。最終的なゴールは来年の次期プレステが発売後に市場が活性化され中古ゲームも含めてこの会社に恩恵があり、採算の改善も相まって株価が上昇するか、何も改善が進まずどこかに買収されるか、あるいは追い込まれた経営サイドが大規模な自社株買いを決めるかなどなのですが、どれでも一応株価にプラスにはなりそうなので、リターンは期待していますがあくまでもギャンブルなので、全てが裏目に出て大暴落もあるかもしれません。まあ当面は次の決算待ちです。