クオカード優待の日本ギア工業でしたが、今月の優待を最後に廃止することを発表しました。３月９月でそれぞれ１０００円分でしたが残念です。優待廃止後ですが、現在の株価では記念配当を合わせて発表しており配当１.１％となり、来期以降は未定です。
さてこちらの会社は歯車専門より創業され、その後周辺機器まで手掛けており、創業の歯車関係では原子力発電も含めた発電所での実績もあり技術力は高そうです。原発系は認証も厳しいためそれをパスしている事でも証明されているのではないかと思います。ただそれに一般ユーザーはコストも要求するため、どうしても利益がもう少しほしいところで推移している感じです。優待実施により条件を満たして１部昇格も果たしましたが、今度は負担に感じて廃止することになったようです。記念配実施とはいえ１円プラスだけで利回りは低いままで、技術力はあっても株価には反映されない状態が続くかもしれません
投資対象としては、優待廃止ということで対象から外れる予定ですが、幸い昨年改悪した後に売り進めていたので端株が残っていただけでした。そのためダメージは少なくて済みそうです。
ちなみに優待廃止のフラグが立つ例としては私が受けたイメージでは以下のようなものがあります。全てがそうではないかもしれませんが、注意はしておいた方がいいかもしれません。
- 優待取得に１年以上などの保有条件を設けて、売却させにくくする。
- 優待金額を上げるかわりに優待取得に必要な保有株数を増やす。
- 優待金額を減らす。
- クオカードデザインを会社オリジナルのものから一般デザインに変更する。
- クオカード系の金券類優待からネットで選ぶプレミアム優待に変更する。
