端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

カタログ優待の日本エスリードから天童市の桃が届きました。

日本エスリードの優待でふるさと納税でも有名な天童市より桃が届きました。こちらの優待はグルメカタログ形式ですが、通常の食品に加えてフルーツが充実しています。だいたい7月ぐらいから翌年まで月替わりで季節のフルーツが選べるようになっていますが、当然選べるのは1つなので迷ってしまいます。

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現在の株価では配当2.5%、優待は1.87%で配当優待利回りは4.37%と好条件です。優待は3000円相当ということなので、その数値で計算しました。

さてこちらの会社は関西でトップ級のマンションの企画・開発、販売を手掛けており、直近5年間は増収増益と順調に伸びてきています。関西では有力なデベロッパーということもあり、仕入れは順調なようで大阪市内はもちろん、市内への通勤圏内の電車の沿線にもあちこちに販売されています。立地的にもJRでは快速、私鉄では急行、準急の停車する便利なところで駅前、駅近に建てているため成約も進み、仕入れから販売までうまく回転していることがわかります。財務も自己資本比率60%と、この手の会社にしてはかなり良い方で資金に余裕がある点も仕入れには有利かもしれません。これらのメリットは森トラストTOBされ傘下に入った効果だと思いますが、そのネームバリューも生かされているのではないでしょうか。これまでは配当が物足りない感じでしたが、親会社の方針変更なのか、最近増配傾向になりつつあります。それでもまだまだ配当性向から見ると余裕がありそうなので、その点は今後も期待できそうです。マンション販売以外に、最近では民泊、戸建ても始めており関西では民泊需要はありそうですが、競合も多いため今後業績に寄与するかどうかは見守る必要がありそうです。

 投資対象としては、上記の連続増収増益に加えて余裕のある財務ということで今のところ問題となるところはなさそうです。さらに増配基調なうえに冒頭で紹介したグルメカタログがかなりおすすめの部類になるため、優待株として長期保有候補として持っていたい銘柄です。ということで、また来年の優待が楽しみです。

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