端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

カタログ優待の新晃工業ですが、端株残しで売りました

カタログ優待の新晃工業ですが、端株を残して先週売りました。現在の株価だと配当2.82%、優待1年未満0.59%で配当優待利回りは3.41%ですが、1年以上だと優待1.76%となるため配当優待利回りは4.58%と低すぎず、高すぎず丁度良い利回りです。ちなみに1年未満は図書カードです。

こちらの会社は空調機器の総合メーカーで特にセントラル空調機器はシェア4割と大手で、その他業務用等も手掛けています。2017年にはダイキンと資本業務提携を結び製品の共同開発も進めており、財務面も不安が無く安定感のある経営を進めています。足元の業績も受注残が増加しており、それらの受注の採算管理もしっかりしておりスキが見当たりません。強いて言えば中国上海子会社の赤字ですが、今のところそこまで不安視するほどではなく、最高益を視野に入れています。

 投資対象としては、上記の会社の状態からすれば不思議な感じがするほど株価は上がりません。経営も良好で、財務も問題なく、ダイキンがバックについたうえに配当・優待とも充実しています。ところが株価的には僅かに右肩上がりのボックス相場となっており、どうしても1700円から上に抜ける事ができない状態が続いています。今回取り合えず売却したのはその1700円に届いたからで、また下がれば買い戻したいと思います。もしかしたら今度は上に抜けるかもしれませんが、当面こちらの会社に直接関係ないのですが、相場的にはマイナス材料がいっぱいなので、どちらかといえばまた下がるのではないかと予想して、買い待ちとしておきます。

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