端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

プレミアム優待倶楽部のJPホールディングスが揃ったので、優待コレクションの仲間入りです。

プレミアム優待倶楽部のJPホールディングスですが、先週500株が揃って優待の権利を得ました。現在の株価だと配当予想1.44%、優待1.85%のため配当優待利回りは3.29%と物足りなさは感じます。なおこちらの単元株は100株ですが、優待取得は500株からとなります。

こちらの会社は保育事業の最大手で首都圏を中心として展開しています。人件費を含めて展開するには費用がかさむためか財務はあまり良くない数値です。但し事業環境は良いため来期も最高益予想となっています。このへんは同列に扱われる介護事業と同じでしょうか。保育士募集は常にしている印象でしたが、今期は中途採用が減って新卒採用はそのままなので退職抑制策が多少効果があったのでしょう。昨年減益覚悟で給与水準を上げており、その他資格取得援助や寮の新設など広告的な意味を込めて色々施策を練っていることは決算報告書よりわかります。いずれもまだまだ不足な感じはしますが、やらないよりはした方が良いと思うので、今後事業拡大に向けて進めていってほしいと思います。来季最高益としていましたが、こちらに関しても10月より始まる収入条件無しの保育園完全無償化の事は触れておらず、実際に無償化となり需要が一気に拡大すると事業とすればブーストがかかると予想されます。但し施設・人員が追い付かないと思われるため、計画には盛り込んでいないのかもしれません。この会社に対する材料は上記の保育園無償化に加えて、消費税増税も生活のため共働きの増加が予想され、そうすると保育園の需要が拡大し、環境的には追い風です。なお共働きが増えると保育士の資格を持っている人も再就職する可能性があるため、もしかしたら保育士不足もわずかながら解消されるかもと個人的には期待しています。

投資対象としてですが、株価的にはやや割高で事業内容から収益は低いのだろうと予想されますが、とりあえず最高益予想で事業環境も追い風のため、今まで保有していなかった保育事業の会社で優待もあるので購入しました。政策に売りなしの言葉通り、保育園無償化と、消費税増税のどちらもプラス材料となり得るため可能性は感じます。株価が織り込み済みなのか動きがありませんが、今月あたりからテレビ、新聞、ネット等で、「10月からあなたの生活はどう変わるか」みたいな特集が出だすと思うので、それに乗って上に噴いてくれたら売り、そのままなら業績伸長を期待して保有という形になる予定です。

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