端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

2021/3/15~3/19 今週の振り返りと今後の計画

今週の相場、取引の振り返り

  • 日本株日経平均からTOPIXに相場の主体が移り、昨年と逆の動きになりました。保有株はどちらと言えばグロース寄りだったのですが、少しプラスで推移していたため、特に売買はしていません。新規候補として年初来高値の銘柄を見ていましたが、建設・銀行などが多く見送っています。昨年の今頃はコロナの影響は大きかったものの、優待株の比率が高かったため、そんなに悪くなかったのですが、その反動が4月以降に続いて不調だった記憶があるため、優待株も見送っています。日銀がTOPIX主体で買い付ける方針に変わったようですが、「おおぶね」の奥野氏が指摘している銘柄の入れ替えがさらに無くなり、方向性として良いのか疑問は感じます。全体として模様眺めになった週だったのですが、もう少し変化を入れたいとついつい思ってしまいます。
  • 米国株もバリュー相場だったようで、保有株はダメージが大きいものが目立ちましたが、その中でも銘柄の整理は進めていきました。新興の割高と思っていた銘柄は少なくなりましたが、乱立気味のECと、ここまで珍しく保有していた銀行を売却しています。その他お出かけ銘柄は整理しつつ、今後社会がワクチン普及で落ち着く事を前提に生活サービス銘柄の買い増しを進めました。ついでにバリュー銘柄を見ていましたが、むしろハイテク大型の方がバリューに見えてきたのでGAFAMの中から新たに買い付けました。
  • アジア株はドル高の影響を受けて、徐々に悪くなってきたようです。保有株も投信主体とはいえ、ぎりぎり踏みとどまっているような感じでした。こちらの動きとして期待のインドでしたが、よく考えるとアジアの中でインドだけ伸びるのは難しい思ったので、インド50は売却しました。代わりに広い分散の全世界、続いてアジア300と買い替えて、残りは個別のSIFYにしています。アジアの成長は期待しつつ、しばらくはハイテクの下落で厳しい気もしますが、長期で少しずつ買い増していきたいと思います。
  • 今週の気になる銘柄はディスカバリー(DISCA)です。事業内容はケーブルテレビ向けのコンテンツ制作と配信を行っています。社名のディスカバリーチャンネルは普通に有名だと思います。マスに刺さるようなネットフリックスに比べて契約者は段違いに少ないですが、一方で特定ユーザーに対して強いため、安定した業績になりつつあるともいえる状態で、業績・株価とも徐々に伸びてきています。今後メディア関連では強いコンテンツを持つというのは強みになりそうなので、その系統の企業は期待できるのではないかと思います。同じよう感じで保有しているのは日本のKADOKAWA、中国のBILIなどです。

今週の問題点

  • 日銀がTOPIX買い付けに方針転換した。これにより全部を助けようとして、全部が下がっていかないか気になる。
  • 相場全体がバリューでもグロースでも、どちらにしても極端過ぎる。

今後の計画

金利に影響されやすい相場の様ですが、あまり気にせずとりあえず米国株の整理は続けたいと思います。基本としては保有意欲が微妙な水準の銘柄は売却して、代わりに全世界を買い付け。逆に期待しているところには資金は集めていくという形で、それがプラスとなるかマイナスとなるかはわかりませんが、メリハリのあるポートフォリオにしていきたいと思います。

 

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