アセットアロケーションは3ヶ月毎に確認しているので、前回と前々回より変化を見てみました。前回アセットクラスの分類を変更したので、そこからどう調整できているかの確認と、今後ポートフォリオをどうするか決めていきたいと思います。
日本株のポートフォリオは中小型中心の個別株でリターンを狙いながら、大型株やシクリカルに移った時のカバーとしてJPX400のETFで補完し、別の形で動きやすい優待株も入れておくという3種の混合とすることにしました。配分は適当で特に決めていませんが、そのうち落ち着くところになるだろうと思います。比率はもう少し下げてもいいかもしれないと思っています。
米国株
米国株もアクティブとしての運用なので大型ハイテクの成長株はQQQ、中小型は個別株、そして大型のどちらかというと非ハイテクの成長株として長期厳選投資おおぶねで運用することになりました。それぞれで重なる部分は少ないのでそれなりにうまくいってほしいです。なおそういう細かい運用は面倒なら無難なのはVOO、又はVTIだと思いますが、一応今は分けて+αを狙っていきたいです。比率的にはこれ以上多くなくてもいいかなと考えています。
アジア株
前回までは中国株ETFのCXSEでしたが、そこに色んな思惑がありアクティブ投信のJPMアジア成長株ファンドが併用となりました。そのため今の状況は中国を中心として、その他アジアの成長国(台湾、韓国など)に投資する形となっています。今のところ個別株は興味のあるBILI、NIOだけで、当面中国の個別株を色々と増やす予定はないです。全体の比率はもう少し増やしていいかなと考えています。
世界株
こちらは投信でslim世界株式のみとなりました。前回まではグローバルディフェンシブとしてKXI、IXJ、テーマETFでゲームのHEROを保有していましたが、こちらのアセットクラスは徹底してパッシブにすることにしました。ついでにこれまで日本を除くだったのも、来年からはオールカントリーにします。比率はもう少し増やしたいと考えていますが、定期積立でそのうち増えるだろうと思っているのと、もし今年のような暴落があれば、優先的にこちらを買っていくことででいずれ配分は調整できるでしょう。
国内外債券
今年初めと比較して比率は上がりました。ただ金利が低いので今年リターンには寄与していないと思います。ただ暴落になった時に使えるのはディフェンシブ銘柄ではなく債券・現金なので今後も比率は保ちたいです。なお自分は基本的に追加資金は入れないのでこのアセットクラスが必要ですが、もし投資資金以外で別に用意できるのであれば、無理に保有する必要はないかと思います。
金(ゴールド)
昨年から買い進めてきたゴールドですが、前回で一段落しそこから少し買い増しました。今年はわりと活躍したアセットクラスだと思います。比率的には今ぐらいがちょうどいい配分だと思うので、この水準を保ちたいです。
まとめ
今年の初めにはアセットクラスの大半は日本株で、しかも優待株メインでしたが、3月の下落以降少しずつ見直していきました。今年に限れば後半に日本株が大きく戻していたのでそのままにしていても同程度のパフォーマンスになった可能性がありますが、今後のことを考えたら特定のアセットクラスや銘柄に依存した運用は好みではないので、その方向で改善ができたかと思います。今年になって顕著だったのは成長株は値上がりし、そうで無ければ低迷するという2極化で、もともと株式投資はそういうものですが、特にはっきりとわかれていて難しい相場でした。その点を考慮してアセットアロケーションの半分は「どうせ予測はつかないので平均に投資する」という考えでパッシブにして、あと半分は「相場を牽引するのは限られた銘柄なので、それを狙っていく」というアクティブな構成になるようにしました。
投資方針は「大きく負けない」なので継続して投資ができるように無理のない形でやっていきたいです。パフォーマンスだけ考えたらインデックスだけでいいのかと思いますが、せっかくなので負けにくい投資を続けながら、+αは狙いたい、あるいは本当に投資をしたいと思えるような会社を選んで、株式投資に興味を切らさないで続けていければと思います。
それではみなさん良いお年をお迎えください。一年間ありがとうございました。
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