端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

2020/12/7~12/11 今週の振り返りと今後の計画

今週の相場、取引の振り返り

  • 日本株は医療の逼迫状態から崩れるかと思いましたが、医療の状況は悪くなる一方で相場は維持されたため、一旦日経平均ダブルインバースは手仕舞いました。少数の銘柄で左右される指数のため相場の動向に合わせ難い気もします。優待株も下支えにはなったものの、大きく下げなかったため買い増しはせず、割安感・成長性・優待魅力度などの観点から銘柄を絞って残しています。また成長株は一部利確をしながら、週後半に安定性の高い銘柄を売却して新規の銘柄に入れ替えています。相場はワクチン・金融緩和・自衛隊・医療関係の皆さんによってぎりぎり支えられている感じなので、ここからは無理をしないでポートフォリオの調整に努めていきたいです。
  • 米国株も膠着状態になってきました。とりあえず戻り期待で買っていたSPYDはターン終了と思ったので全売却しています。分野で言えば情報技術はビジネスソフトからソリューションを提供する会社に切り替えました。またインフラは素材のNUEは優良ながら鉄では競合も多いため、電気工事のIESCにしています。ついつい買ってしまったのはペット商品ECのCHWYで、これまでビジネスモデルとしては懐疑的だったのですが、商品販売にペット用医薬品を揃えだしたのと、ペットの遠隔診療を始めたことで、今後の事業の広がりが期待できそうです。その他SBIで扱い始めた銘柄が色々あったので買っています。ポートフォリオ的には安定した銘柄を売却し、不安定な銘柄を増やしたため、さらに動きが大きくなりましたが、幸いな事に最近変動が大きい事に慣れてきました。
  • 中国株はCXSEとJPMアジア成長株ファンドの両持ちで当面行きます。それぞれに良い点があるためどちらも手放す必要はないかなと感じています。今の状況で言えばJPMアジア成長株にはTSM、サムスンといった半導体株がポートフォリオ上位にいるためCXSEとは異なる感じで調子が良さそうです。市況商品なので逆もあるかと思いますが、そのへんも含めてしばらく様子を見たいと思います。
  • 今週の気になる銘柄はアコレード(ACCD)です。事業内容は企業の従業員向けに総合的なヘルスケアプログラムの提供を行っています。含まれているサービスは多岐にわたり、遠隔診療のTDOCもあれば、実際の医療従事者のケアもあり、その他福利厚生サービスは概ね揃えています。最近ではメンタルヘルスの会社と提携し、心身ともに従業員をサポートする体制を整えているようです。ESGカテゴリーで言えばどうしても環境に目を向けがちですが、社会性という面で従業員の働きやすさも投資家から重要項目として掲げられている昨今、評価されてくる会社ではないかと思います。保有銘柄では企業内保育のBFAMと並んで長期保有銘柄としたいです。上場は最近で前に調べた時はSBIで扱っていなかったのですが、いつの間にか取り扱いを始めていたので買ってみました。

今週の問題点

  • 米国株で相変わらず調子が良さそうなのは大麻銘柄だが、どうしても大麻に投資はしたくない。でもパフォーマンスは良さそうという板挟み。
  • 国策銘柄として保有している太陽光のウエスト、水素の岩谷産業は値上がりしてきた。ただ今の政府に政策の実効性があるのか疑問で、値上がりしてもモヤモヤする。
  • 国内相場の不安要因でコロナ対策がさらに大きくなってきた。ガースーには是非「失敗の本質」を読んで頂きたい。

今後の計画

日本株、米国株、各ETF・投信とも選択はほぼ終わり、アセットアロケーションも目標設定までだいたい決まりました。後は目標に向けてゆっくり進めていくだけです。そのため売買は必ずしも必要ないのですが、年末なので恒例の税金対策をすることにしました。今年の前半はどうやって損失繰越を進めていくか考えていたのですが、相場が想定以上に好転し、嬉しい誤算として売却益が少し出ていたので、今年も損出しをしていくことにします。

 

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