端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

2020/11/30~12/4 今週の振り返りと今後の計画

今週の相場、取引の振り返り

  • 日本株は一週間で心変わりしました。成長株で保有していたものは全体に値上がりして頭打ちになってきたため一部利確しています。逆に物色の広がりを感じるので、戻りの悪かった優待株グループを色々と買ってみました。得意の端株で下げたら買い増して、権利取得したいと思います。優待株は3月以降は先が見えない状態で、廃止・改悪も続いていたので売却していましたが、ワクチンが見えてきたところで今後は大きく下げる事も無く、手放す人も少ないだろうとの予想からです。ここらへんは海外高配当ETFのSPYDが好調なのと同じ考えです。但し短期的に見てコロナ感染増やGoTo一時停止までなら市場の耐性はありそうですが、医療の逼迫状態は今後さらに深刻化して、言われている医療崩壊が広がっていった時に市場が受け止められるか心配なので、久しぶりに日経平均ダブルインバースも買っています。
  • 米国株の市場も中小型に広がって物色されている雰囲気でした。保有している個別株も値上がりするものが多く、逆に絞りにくい状態です。そのため銘柄はさらに増えていますが、意識したのは3点です。まず生活必需品は弱い気がするのに対して、TJX、ROSSなどは戻りが出てきたので生活に彩りを与えるような銘柄を探してみました。続いてバイデン銘柄は短期的には良さそうなので大型株も視野に入れて、機械リースのURI、リチウムトップのALBなどを加えています。最後に情報技術はワクチンが見えてきても伸びる銘柄と、戻りきれない銘柄に分かれてきた感じなので、セキュリティ関連を筆頭に色々と増やしました。
  • 中国株はCXSEをJPMアジア成長株ファンドに半分ぐらい切り替えました。理由は3点で、まずアメリカが中国企業に対する投資で規制を増やしてきており、今後ETF保有に制限が出てくる可能性があること。続いて中国政府がネット関連企業に圧力を加えてきており、ここ数年は民間企業を国有化する事例もあるため、CXSEの投資基準に抵触して、ポートフォリオから外れる企業が出てくる可能性があること。最後はどちらかといえばポジティブとして、中国がRCEPに加入しアジアに経済圏を強めてきており、今後TPP加入も計画していることから、中国だけのCXSEより中国を中心としたアジア全体に投資する形の方が多様性もあり、伸びも期待できるのではないかと感じた事などが理由です。なお当面米国上場廃止はないだろうと思うのでBILI、NIOなどはそのままです。
  • 今週の気になる銘柄はRCIホスピタリティ(RICK)です。事業内容はナイトクラブ運営で、ようはキャバレー、ストリップショーなどの夜のお店と、その他にはスポーツバー、レストランなども行っています。日本もそうですが、コロナの感染があってもこのようなお店の需要は根強く、今後も無くなることはないだろうと思います。今はアメリカは営業規制が厳しいのか今期の業績はすごく悪そうですが、これは同業他社にも言える事で、廃業は増えているようです。しかしRICKはこの業界では上場している数少ない(2社?)1つで、財務的にしのいでいける余裕があるようなので、今後ワクチンが普及すれば、同業者がいなくなったマーケットで残存者利益を得られる可能性が高いのではと期待しています。

今週の問題点

  • 米国株で手を出していなかった遺伝子関連銘柄を買ってしまった。一方ではナイトクラブ株も買っていて、振り幅が広いというより、めちゃめちゃなポートフォリオとなってきた。
  • 今年になった知ったワードの「黒い象」だが、なんだそれとおもっていたが、今は国内の医療関連の緊迫状態がそれに見えてきた。
  • 欧米の金融緩和が拡大しそうで、今後円高が予想される。そのため株式リターンが為替に食われてしまうかもしれない。

今後の計画

日本株で優待銘柄に少し戻していったのは正解かどうかはわかりません。今後しばらくは医療関係の不安もあるため、最大限の警戒感を持って対処していきたいと考えています。米国株はとにかくごちゃごちゃしているので、選別を進めていき、何をしたいのか理解できるようなポートフォリオにしたいと思います。そのためにはまず分類分けから始める予定です。

 

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