今週は日米ともに浮き沈みの大きい相場でした。ただ気になるのは双方ともにインフレ2%の呪縛に囚われているように見える事です。米国は2%に下がる見込みが出るまで利下げはしないと言ってましたが、果たして年内に達成できるか怪しいものです。また日本は定常的に2%が継続できることを確認してから利上げを進めると言ってますが、むしろデフレの気配さえ漂っていて、こちらもどうなるかわかりません。ただ分からないことは考えても仕方ないので、とりあえず見守っていきたいと思います。
それでは今回はサテライトの海外投資について振り返ってみます。
海外投資
株式
VTI(Vanguard Total Stock Market ETF)
SMH(VanEck Semiconductor ETF)
PPH(VanEck Pharmaceutical ETF)
EPI(Wisdomtree India Earnings Fund)
仮想通貨
URA(Global X Uranium ETF)
JEPQ(JPM NASDAQ Equity Premium Income ETF)
前回からの主要な動き
出 AGG、GLDM、JEPI
入 JEPQ
前回からはETFを3つ売却し、1つ購入しました。理由は以下の通りです。
AGG売却
株式との相関性が必ずしも逆相関となっていないため扱いにくく、利回りと言う点ではMMFや定期預金と比較して低いため、あえて保有するメリットを感じなくなったため売却しました。
GLDM売却
実物資産という安心感はありますが、ドルベースで観察を始めてから、よほど資産が多くない限り保有する必要は無いように思い売却しました。
JEPI⇒JEPQ
高配当カバードコールということでJEPIを買っていましたが、この仕組みだとS&P500よりナスダックの方がメリットが多そうだったので変更しました。
仮想通貨への投資について
ビットコインが好調のようです。ただ個人的には仮想通貨のイメージは実体価値の無いゴールドのようなものという捉え方なので、本当に資産となり得るのか疑問があります。ただ現段階では投資価値はあるかもしれないとも思っています。その理由は以下の通りです。
それではこの仮想通貨に投資したいとなった時に現物以外では日本はまだビットコインETFは購入できないため、その代替として買っているのがブロックチェーンETFです。
現在のポートフォリオ上位はこんな感じです。
現物の代わりに関連株式への投資となるため、良い点、悪い点がありますが、次のようなメリットがあるのではないかと思っています。
- 株式ETFとなるため売却益の課税は20%と、多分現物より低くなる。
- 関連株式への投資となるため、バラツキは大きいものの配当がもらえる。
- このETFだと1株50ドルぐらいで投資できる。
- 個別株と比較して25銘柄への分散投資となるため、外れる可能性が多分低い。
- 昨年はピック(つるはし)&シャベル戦略は効果的だったが、今年もうまくいくかもしれない。
サテライトのサテライトとして試してみます。