昨年までは月末でまとめていたサテライト投資を、今年は分けて書くことにしました。今週は海外投資についてです。
海外投資
株式
VTI(Vanguard Total Stock Market ETF)
SMH(VanEck Semiconductor ETF)
PPH(VanEck Pharmaceutical ETF)
EPI(Wisdomtree India Earnings Fund)
債券
AGG(iShares Core U.S. Aggregate Bond ETF)
仮想通貨
GLDM(SPDR Gold Minishares Trust)
URA(Global X Uranium ETF)
JEPI(JPmorgan Equity Premium ETF)
今月の主要な動き
出 IXN、HDV
入 QQQM、PPH
先月から株式ETFを2つ入れ替えました。理由は以下の通りです。
IXN⇒QQQM
米国以外のハイテクをカバーするためIXNを買っていましたが、アジアや欧州で強いのは半導体分野が主なので、SMH(グローバル半導体)を持っていれば無理にIXNを持つ必要ないと思いました。またIXN、VGTはマイクロソフト、アップルに偏っているため、成長株が適度に分散されているQQQMにしました。
HDV⇒PPH
ディフェンシブ性を期待してHDVを買っていましたが、エネルギー、生活必需品、ヘルスケアのうち成長性とディフェンシブ性のバランスが良さそうなヘルスケアだけに集中することにしました。ヘルスケア分野では欧州も強い会社が多いためVHTではなく、また医療機器、サービスは配当が低い等の理由でIXJではなく医薬品だけのPPHにしました。
ついでに今後の金利予想も書いておきます。
まずパウエルは先月に日和ってゴールポストを動かしてしまいました。多分今の状況を作り出した物価の急上昇時に一時的なものだと言い張って放置して、その後批判を浴びたためだと思っています。そのため今度は金利を上げ過ぎて景気が悪化したら、また批判されるのが嫌で利上げ停止どころか、利下げの匂わせ発言までしてしまいました。そのため住宅市場が活性化して、株価も上げて景気悪化は一旦避けられたように見えます。そのかわりインフレターゲットの2%は遠のいて、もう年内達成は無理ではないでしょうか。そのため利下げも早くて9月、12月ぐらいか、場合によっては12月の1回ぐらいになるかもしれません。なおこの予想が当たるかどうかもわかりませんし、仮に当たっても、それに株式市場がどう反応するかは、さらにわかりません。結局金利予想をしても、あまりリターンに結びつかない可能性があるということです。
一方、今現実で確かな事としては住信SBIネット銀行のドル定期預金の金利です。
今1年満期で預けたら、値下がりリスク無しで今年は5%の利回りが確定します。新NISAで急いで投資するのもいいですが、定期預金で利息を受け取りながら、しばらく相場を眺めてみるのもいいかもしれません。
とりあえず、負けにくい投資を目指したいです。