ウィズダムツリー中国株ニューエコノミーファンド
(CXSE)
各国市場に上場している中国企業から、政府機関が20%以上株式を保有していない民間企業を対象としたETFとなります。
ETF構成
中国の新興企業はだいたい投資できるような構成となっています。とりあえずテンセント、アリババは配分が大きいのは一定の安心感があります。それと個人的に中国企業は何かしら不正をしているのではと疑っている部分があるので、個別株は避けたいというニーズにも応える形になっています。最近ではラッキンコーヒーとかありました。
ポートフォリオ内の位置づけ
現在投資している中ではQQQとならんでFWの2TOPに位置付けています。ただQQQと互角でなくてもいいので、SPYを上回ったら十分というぐらいの感じでした。
最近のパフォーマンス
まず5年前からの比較だと、ボラティリティの高いETFという印象で、成績もそこそこです。
1年前からで比較するとボラティリティはやや抑えめで、パフォーマンスもQQQと同等になっていました。QQQとCXSEはだいたい同じタイミングで買い付ける事が多かったのですが、最近あまり差がないように感じていたのですが、実際そうでした。ただ今後どうなるかはわかりません。
まとめ
ここ数年色々な話題を提供している中国ですが、好意的な印象を持っている人は少ないのではないかと思います。ただあれだけ唯我独尊のような態度で貫けるのは、侮れない大国と言えそうです。アメリカと関係が悪化したことで、自国で技術開発を進めてきており、国家の後押しもあるため技術力も上がっているように思えるのと、開発に際して欧米のように人権とかは考慮しないで良いのは、倫理上の問題は別とすれば有利に働くため、今後さらに伸びるかもしれません。そういったわけで好き嫌いはともかく、パフォーマンスとしては検討する価値のあるETFではないかと思います。