端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

世界株式インデックスの積み立て日なので、世界株式と相性の良い債券の効果を見てみます。

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

今日は毎月10日の積立日でした。今月は先週1回買い付けているので2回目になります。チャンスがあれば月3回までのマイルールですが、もう1回買い付ける事になるのでしょうか。もし3回だと昨年8月以来の久々の投資機会になります。

世界株式と相性の良い債券の効果

さて今回は世界株式と相性の良い債券が、先月よりどう動いたか見てみます。対象とする債券は次の3つになります。

  • 野村国内債券(2510)
  • 野村外国債券(2511)
  • 野村外国債券H有(2512)

比較とする株式ETFはMAXIS全世界株式(2559)で、期間は2月17日から3月6日までです。

MAXIS全世界株式 VS 野村国内債券

f:id:kamekichi-s:20200308161622p:plain

MAXIS全世界株式 VS 野村外国債

f:id:kamekichi-s:20200308161748p:plain

MAXIS全世界株式 VS 野村外国債券H有

f:id:kamekichi-s:20200308161847p:plain

まとめ

  • 国内債券は金利が0とかで普段は全く人気はありませんが、今回も世界株式とは非相関の動きで、リスクの低減には十分な働きを見せています。金利0で普段は増えないのはデメリットかもしれませんが、今回のような株価調整局面で減らないという防衛機能はもっと重要だと思いました。
  • 国債券を円建てで運用する時は為替ヘッジ有が合理的だと思いますが、今回は当初円安で違った形になっていました。しかし結局は途中から様相が変わって今はヘッジ有が有利に働いています。
  • 世界株式とのペアで債券はとてもオーソドックスなスタイルですが、それだけ実績のある方法とも言え、今回も有効的な働きを示しています。昨今年金運用では増えすぎた国内債券の代わりに外国債ヘッジ有を増やしていくべきかという論議がされていますが、その場合の比率はどうするかとか気になります。
  • 国債ヘッジ有は妥当な選択にも思えますが、世の中にあまり外国債ヘッジ有が増えるとヘッジコストが値上がりするようなので、せっかく少しだけ金利が高い外国債を加えたのにヘッジコストで利回りが低下すると美味しくないので、個人的にはあまりメジャーになってもらいたくないです。