端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

成長株として買い増した、やまみについて

優待株は単位株として売買した時に一言書いているのですが、成長株は特に節目というものが無いので、昨日買い増したのを機会に書いておきたいと思います。

IPOは割高になるので全く狙わないのですが、成長可能性は東証開示に出るのでその中で面白そうなところは追っています。「やまみ」はそんな中の一つですが、1部昇格目標もはっきりしていて、食品関係は優待も新設しやすいのでその辺も期待しての事でした。残念ながら豆腐は優待には向いていないようで、とうとう優待なしで昇格してしまいましたが、その成長性は上場時の資料のままに最新鋭の設備で十分な品質の豆腐を大量生産し、低価格で小規模の競合相手からシェアを取る、又は廃業していく会社の後釜として入るという戦略がきれいにあたっているようです。資金関係の問題も感じられず、工場も滋賀に新設後、今度は静岡と順調に関東に攻めていっているし、今のペースなら工場稼働のための社員教育なども十分できて、生産立ち上げもスムースに進んでいるようです。売り上げが伸びてきているのは近所のスーパーの棚にも広がっていることから実感できます。良いのか、悪いのか微妙ですが、小規模事業者にはなかなかできないひと手間かかった付加価値商品を普通の値段で販売するというやり方は、枝豆とうふや、切れてる豆腐で近所でも棚をおさえているので狙い通りなのでしょうが、味は微妙でした。

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何これ?と思った麻婆豆腐の時におすすめの切れてる豆腐ですが、麻婆豆腐ブームに乗っかった企画商品と思われ、予め切っていると表面積が増えて水っぽいのでは?と感じたのと、料理の前に重しを載せて水抜きをした方が美味しいと思うのですが、重しが載せられないので、他の方法でやらないといけない分だけ面倒では?など疑問の残る商品です。でもとりあえず差別化でどんどん出してくるところはすごいとは思います。

以上、前半は順調に成長してきているので当面は買い進めていってもいいかなという内容で、後半は商品のクレームでしたが、総合すると成長株として期待しているので応援していますということです。