端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

不景気に強そうなスーパーマーケット ダラーゼネラル(DG)について

昨日不景気になっても安売りのスーパーは株価的にも耐えれるのではないか考えて、その中でもコストコは面白そうとしていたのですが、その他に興味がある銘柄がダラーゼネラルです。

ダラーゼネラル(DG)

ダラーゼネラル(Dollar General Corporation)はディスカウント小売会社です。基本的には食料品、消耗品、季節性製品、家庭用品および衣料品を含む各種商品を販売しています。創業は1939年にケンタッキー州のスコッビルで家族経営のスーパーとして始まり、その後着々と店舗を増やしていき、2003年に食料品の販売も始めました。

大きな変化があったのは2007年で、それまで大雑把な経営で業績も良くなかったのですが、それをKKRが買収し今のような効率的な経営に変革していき、2009年に再上場しました。その後は調子よく業績を伸ばしてきています。

業績推移(売り上げ:ドル)

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全米店舗数

今年の2月で店舗数は15370でした。ちなみにウォルマートは5000店なので、とりあえず店舗数は圧倒的に多いというのがわかります。

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ダラーショップとしての比較

社名のとおり基本的には1ドルショップとして展開していますが、ここにきて同業それぞれに特徴が出てきているように思います。

  • ダラーゼネラル:雑貨から食品も多く扱うようになり安売りスーパーの要素が出てきました。もちろん全般的に安くなっています。
  • ダラーツリー:1ドルショップの要素が強く、やや雑多な感じでダラーゼネラルが買収される前のような印象です。
  • ファイブビロー:社名の通り5ドル以下の雑貨屋で食料品は置かず、ターゲットもティーン、プレティーンを対象としているようです。

各社の比較記事がありました。この記事ではファイブビローが高評価です。ただこれは食品スーパーとしてのプラス部分は考慮されてはいません。

www.businessinsider.com

他の安売り店との株式リターン比較

比較は2010年から現在で配当再投資の条件です。

  1. ダラーゼネラル
  2. ウォルマート
  3. コストコ

リターンについてはコストコといい勝負をしていました。ダラーゼネラルはリーマンショックの時は上場していなかったので比較はできなかったのですが、昨年末で比較すると値下がりは少なかったようです。

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年度ごとのリターンはややバラツキが大きいです。コストコのリターンは比較的安定しています。

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ダラーゼネラルは2015年から配当を始めました。こちらでもコストコは良さそうです。

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ここまでだとコストコの安定性は魅力がありますが、ダラーゼネラルのビジネスモデルも面白いので、もう少し調べていきたいと思います。とりあえず今回はここまでです。