昨日、債券と株式で負の相関関係が薄まっていくのではないかという記事を書いたのですが、そうなった場合の代替案が色々と書かれていたので列記します。
- 長期物から中短期の債券に変更する。
- ハイイールド物は避けて高格付けの債券を選ぶ。
- レバレッジ無しでリスクを下げる。
- 人気の無い金融や製造業などで配当をちゃんと出している会社の株を購入する。
- 配当が安定している公共事業の会社の株を購入する。
- とりあえず現金として保持する。
- 代替として代表的な金(ゴールド)を保有する。
他にもあるとは思いますが、これらの案はだいたい実施済です。唯一保有していても金利が付かない金だけは興味が無かったので持っていませんでした。ただ昨今出ているマイナス金利の債券と金を比較すると、金の方が良いかもと思えてきたので、少し金を検討することにしました。とりあえずチャートを比較してみます。
比較は今年の1月から現在までで、SPY(S&P500)とGLD(SPDRゴールド)で見てみましたが、相関関係はわりと良い形になっていました。とりあえず投資先として国内のETF・投資信託を円建てだとリスクオフの時に金は上がっても、局面的に円高となる可能性があり、そうなると金上昇分が相殺されてしまいます。そのため今回はアメリカ市場のETFにすることにしました。これだとドル建てで増えるのと、決済は円換算なので利益の圧縮、もしくは損出しができます。
今後のことはわかりませんが、トランプ大統領は絶好調で中国に続いて、フランス、南米とあちこちと争いを始めてしまったので、様子を見ながら少しずつ金も増やしていこうかと思います。