端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

国内成長株として新規投資したSHIFTについて

SHIFT(3697)

SHIFTグループは、主にソフトウェアテストサービス事業を行っています。事業内容は2つの事業セグメントで構成されており、エンタープライズ市場事業は、金融業、流通業、製造業、通信業、ウェブサービス業等社会基盤を支える企業における業務システムや情報システムにおいて、ソフトウェアの品質保証に関するサービス全般を提供します。エンターテインメント市場事業は、モバイルゲーム、ソーシャルゲームコンシューマゲーム等を中心とした娯楽を提供する企業向けに、ソフトウェアの品質保証に関するサービス全般を提供しています。

売り上げの推移

売り上げは大きく伸びてきています。

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四半期毎の利益の推移

基本的には利益も右肩上がりです。

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エンジニア数の推移

今年度に利益が減っているところがありましたが、エンジニア数の増加にための施策によるものと思われ、大幅に拡充されています。

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SHIFTの強みに関して思うこと

SHIFTのサービスは主に以下の3パートに分かれています。

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順序が入れ替わりますが、個々のパートの強みを考えてみます。

  • ヒンシツプラットフォームでは上工程から下工程までそれぞれに合わせた試験を計画し、能力をスコアリングにより測られた適切なエンジニアを充てることで高品質な評価が保証できる。
  • ソリューションでは計画に基づいた確かなテストが計画・実施できる。
  • コンサルティングでは多数のテスト実績より得られたノウハウ・ナレッジより通常踏み込まない顧客の製品開発の計画段階からコンサル的により良い製品とにるよう提言できる。

他社との違いがどこまで私が理解できているのかという大きな問題点はあるのですが、この中で特にコンサルティングの部分が可能となっていることで、単にプログラムのテストを受諾するだけではなく、コンサルとして対等な立場で仕事ができているのではと思いました。このことは収益の向上にも、顧客からの信頼性の向上にも繋がるので、そのへんは差別化になるかなと思います。

まとめ

プログラムテストのアウトソーシング先として順調に業績を伸ばしてきており、コンサルティングも行うことで同業他社との差別化も図られているのではと思うので、今のままでいけば、委託も増加し、継続的にされればストックビジネスにもなるので、まだまだ期待はできるのではないかと思います。

そんなわけでこれまでも売買してきた銘柄ですが、改めて再投資したいと考えました。あまりIT系は投資先に選ばないのですが、こちらの会社はビジネスモデルとして解りやすく、特化型でストックビジネス的なところが好きです。

 

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