国内外成長株として保有していたマイクロソフト、VISAなどを先週売却したのですが、一応理由としては、あまりにもこれで間違いないという雰囲気で株価に相当織り込まれている感じがしたからです。
それだけだと漠然としているのですが、ちょうどバロンズの記事でSPMOの事が書かれていて、興味を持ったのでそのETFについて比較を交えて見てみました。
- SPY(S&P500インデックスで比較のため)
- SPMO(S&P500よりリターンモメンタムの大きい100銘柄の指数)
ポートフォリオ上位を見ればだいたいどのようなETFがイメージできるのではないでしょうか。基本的に有名な優良株を集めて間違いない感じの強気のETFです。
- SPLV(S&P500より低ボラティリティの100銘柄の指数)
ポートフォリオは省きますがREIT、公共株、債券などで構成されています。とりあえず弱気で守りのETFという感じです。
上記3種のETFの最近のチャートを比較してみます。
チャートを見て感じたこと
- 2018年末までは、各ETFの特性に沿った動きをしている。
- SPMOがこれまで相場を牽引していたが、2019年夏頃からゆるやかに落ち込み出している感じを受ける。
- SPLVが今年になってから、なぜか好調。
まとめ
今回のチャート比較のイメージがそのままマイクロソフト、VISA売却の理由に近いのですが、最近どうも動きがちぐはぐな感じで、好材料には反応しても長続きせず、一方で理由がわからないまま突然下げたりとやや不思議な感じなので、少し距離をおこうかなと思いました。
なおマイクロソフト、VISAの成長性は期待しているので、今回は個別株を売却しましたが、世界株式インデックスの積み立ては継続しているため、時価総額の大きいこれらの銘柄の買い増しは続いています。そのためどちらに動いてもそんなに影響は無い予定です。