端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

アセットアロケーション確認 9月、海外資産は円とドルで分けて投資したい。

今週の経済で気になった事

今週はFOMCの週でした。てっきり0.25%で様子を見るかと思っていましたが、0.50%の利下げでした。コロナ後に物価上昇を一時的なものとしてインフレを放置して、さんざん叩かれたのがトラウマになってしまったのでしょうか。今回は責任回避のため雇用を守るためという理由で思い切った利下げでしたが、早まった決断だと思いました。その理由はやはり米国で半数程度の人が行っている投資による資産形成と、その追い風となっている好調な株式市場です。これによって、ある程度の資産を持っている人には利上げも利下げもプラスに働き、逆に投資をしていない人にはどちらもマイナスになるのではないかと思います。その傾向を感じるのは裁量的支出のTJXが業績好調なのに対し、食品などの扱いの多い生活必需品のダラーゼネラルは業績がとても悪く、本来の景気後退の動きとしては逆の動きに見える点です。そのため景気は実はそんなに悪くなく、物価は思ったよりも下がっていないのではという疑問が出てきます。多分今後もそんな判断のつきにくいデータが出てきてFRBも利下げに踏み切れなくなる気がします。そうなると今年の利下げはもう行われず、株式も失望売りが出る可能性があると思いますが、はたしてどうなるかです。ただFRBがどんな金融政策を取っても今の経済問題は解決しないとも思っているので、打つ手は限られているようにも見えます。

アセットアロケーション確認

それでは今週は3ヶ月毎に行っているアセットアロケーションの確認をしてみます。為替が円高に動いたためコアのオルカンの比率が下がっています。ただ低リスク資産の現金も減っているため、先月の日本株の暴落の時に買い過ぎたためかもしれません。おかげて買った国内個別株が値上がりしたので、サテライトの比率は上がっています。それとゴールドは少しずつ買っていたのでほぼ目標に近づいています。全体で見るとそんなに大きな変化ではないので、リバランスを実施する程ではないという判断になります。

2024年9月

世界株式(NISA含む)

三菱UFJ-eMAXIS-Slim全世界株式(オールカントリー)

サテライト

日本株

国内投信

海外投資

ゴールド

SBI-iシェアーズ ゴールドファンド

低リスク資産

ドル・円定期預金

個人向け国債(変動10年)

SBI

 

2024年6月

外資産は円とドルで分けて投資したい。

普通に簡単に投資するならオルカン+現金で十分だと思いますが、せっかくなので少し工夫してカバーできていない局面にも対応できるようにしたいと思っています。それが円とドルで分けて投資するという考え方です。

発生する局面を単純に分けてみる。

オルカン+現金(日本円)が有効的な取引

通常の積み立てはもちろんの事、リバランス等でオルカンを売買する場合に有効的な局面は表のとおりで買い付けは円高で世界株安(米国株安)の時で、逆に売却は円安世界株高の時となります。ただ為替と株は常にこのような動きをするわけではありません。

オルカン+現金(日本円)が有効的ではない時に使いたい取引

為替の変動を避けて取引するには、日本円ではなく米国ドルでそのまま取引すればオルカン+現金(日本円)でカバーできない部分を補うことができると思います。方法は簡単で投資の一部を米国ETFのVT、もしくはVOO+現金(米国ドル)に置き換えるだけです。そしてドルで取引している部分は基本的には円に戻さないという割り切りが必要です。ここ最近の動きはそれに近く、もし今売却するならオルカンよりもVTの方がいいかもしれません。

 

ドルで運用しているものは、いちいち円換算はしない。ドルで増えればそれで十分。

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