今週はエヌビディアの週でした。ずいぶん前から決算が注目されていましたが、ある程度予想されていたように、決算の数字は良かったものの期待値は下回ったらしくて株は下げました。あと数回同じ事を繰り返せば注目度は減り、市場に与える影響も少なくなると思います。今後も成長は期待できるものの、半導体の性能も需要も頭打ちになってきているように見えるためここから上昇はそんなに期待できず、むしろ競合も出てくるため下がるかもしれません。その方が特定の企業に依存し過ぎた相場よりも長続きしそうなので、そうなってほしいという希望も含まれています。
今月はブラックマンデーに始まり、地震や台風などの災害もあり、一方でオリンピックで一時的に盛り上がりもあったりと経済的にも社会的にも色々と盛り沢山の月でした。そんな8月の投資結果です。
2024年8月末投資結果(8月30日締め)
対前年末 +23.7%(先月比 +3.6%)
複合ベンチマーク
対前年末 +12.6%(先月比 +0.4%)
複合ベンチマーク構成
三菱UFJ-eMAXIS Slim国内債券インデックス 25%
三菱UFJ-eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー) 75%
老後は賃貸でいいのではとあらためて思った。
今週気になったニュースは台風被害です。今月はそれ以外に地震もあったし、あらためて持家のリスクを感じる月でした。これが子供もいる家庭だとリスクを感じつつも質のいい賃貸物件が少ないため持家を選択するのでしょうが、今回はその後の部分です。
老後の住処として考える前提条件
老後といっても人によって様々な状況があると思うのですが、その中で比較的多いと思われる条件で考えています。つまりもともと子供も含めて4人家族ぐらいで住める住宅(マンション含む)を購入後、25年ぐらい経過して子供も就職などで出て行って今は夫婦だけで広すぎる家を持て余しだしたころ。戸建だと使わない2階や手間のかかる庭もあったりします。幸い住宅ローンは払い終わったものの、退職金だけで、そこまで十分な資産は築けていないという状態です。仮に家を売却したら3000万円ぐらいになり、小さいマンションなら駅近、もしくは商業施設の近くの物件が購入できる地域に住んでいることにします。なお定年後なのでローンは組めないだろうという設定も加えておきます。
今後の選択肢
①そのまま今の家に住み続ける。
②今の家を売却して、利便性があり、コンパクトな家(マンション含む)を購入して住み替える。
③今の家を売却して、利便性があり、コンパクトな家(マンション含む)を賃貸して住み替える。
そのまま今の家に住み続ける場合のメリット・デメリット
メリット
住み慣れた環境と家なので生活環境は変わらない。
住宅に関する定期的な支払いが少ない。
デメリット
広すぎる家は持て余して、管理も行き届かない。
年数が経つと維持管理費がかかる。
築40年とかになると売却がしにくい。
資産額は変わらないため将来がやや不安。
災害に遭った時の生活の再建が大変だと思う。
今の家を売却して、利便性があり、コンパクトな家(マンション含む)を購入して住み替える場合のメリット・デメリット
メリット
通勤を考慮せずに住みたいところに行ける。
利便性の良いところに移れば生活しやすくなる。
住宅設備などが新しくなると多分便利になる。
家がコンパクトになり、管理がしやすい。
今の家が早めに処分することができ、新しい家は多分売りやすい。
デメリット
家の維持管理費は支払う必要がある。
一括で購入したため資産額は変わらず、将来がやや不安。
子供が戻ってきても、部屋が無い。
災害に遭った時の生活の再建が大変だと思う。
今の家を売却して、利便性があり、コンパクトな家(マンション含む)を賃貸して住み替える場合のメリット・デメリット
メリット
通勤を考慮せずに住みたいところに行ける。
利便性の良いところに移れば生活しやすくなる。
家がコンパクトになり、管理がしやすい。
今の家を早めに処分することができる。
家の売却資金を資産運用にまわして家賃を賄うことができるかも。
災害に遭った時は引っ越しで再建できる。
デメリット
毎月の家賃の支払いが必要になる。
高齢だと賃貸が断られる可能性がある。
子供が戻ってきても、部屋が無い。
まとめ
適当に書いていったので、それぞれのメリット・デメリットに抜けがいっぱいあるような気がします。今回特に言いたかったのは日本の災害リスクが格段に上がってきている気がするので、そこは注意した方がいいかもしれないという点です。
株を買うのは投資、家を買うのも投資、どちらも致命的な失敗で退場は避けたい。