先月末のアセットアロケーションの定期チェックで外国株のコア(世界株式インデックス)とサテライト(外国個別株+特定ETF)の比率が確認できましたので、その比率でのポートフォリオの特性をシミュレーションしてみました。あくまでも過去のデータでのバックテストなので参考程度です。
比較ポートフォリオ一覧
コア(世界株式インデックス)、サテライト(外国個別株+特定ETF)を任意の割合で組成しました。比率はコア100%、80%、60%としてサテライトは0%、20%、40%となります。現在保有している世界株式インデックスは海外でのデータは無いので、仮想モデルとしてTOK+VWOに置き換えています。下記にそれぞれのポートフォリオとそのセクター構成を示します。
各ポーフォリオのリターンリスクと配当
ポートフォリオ1~3の2009~2019年途中までのリターンリスクと配当を確認してみました。なおリバランスは1回/年とし、配当は再投資の条件に設定しています。
まとめ
現在サテライトに選んでいるものはVTIに対して超過リターンが期待できるものなので、結果は予想された通りサテライトの比率が上がるほどリターンは増えました。VDCが入ることでボラティリティも下がっており過去のデータでは良いポートフォリオとなりそうです。現在はだいたいサテライトが25%ぐらいなのですが、あまり過去のデータに踊らされて突っ込んでいくと、後で痛い目にあうことは多々あるので、当面はサテライトの定番の20%程度に落ち着くように調整していきたいと思います。なおこのシミュレーションには国内課税は考慮されていないため、リターンは計算結果より全て低くなると思います。