2022年10月末までの投資状況をまとめました(10月28日締)
10月は後半になってまた楽観的な雰囲気が戻ってきました。日本株はインバウンドからマザーズ系に切り替わり、底堅い感じで動いているようです。投資資金の向け先としてこれまで注目されていなかったため、今後も半導体を除けば内需系を中心に伸びて行くかもしれません。米国株は下がり続けていくかと思っていましたが、住宅指標などで悪くなった後にそろそろ金利上昇も打ち止め的な、周期的に訪れるいつもの楽観的な流れで後半上げてきているようです。ただGAFAMは悪かったとはいえ、全体の企業業績は思ったより悪くないとか、消費も堅調で、雇用も強いという流れが変わっていないため、結局FRBが望んだ物価下落にはつながっていないようです。もともと景気が悪くなっても構わないので、物価が下がるまで金利は上げるという方針がある以上はまたパウエル発言で大きく下げる可能性はあるかと思っています。あと今月の注目は中国だったと思います。全人代で独裁体制が確立されたことが確認でき、政治体制はほぼロシアと同じになった印象です。こうなるとこの先の経済成長は期待できず、投資対象としては外れてしまいました。逆にそこが面白そうとも思っています。
投資方針はコア&サテライトで特に変わっていません。サテライトに関しては当然ある程度動かしているので、別途書き残しておきます。成績は弱いながらも戻りがあったため、プラ転はしていました。上げ相場になるとどうしてもベンチマークに対して劣る結果となるようです。
対前年末 +1.1%(先月比 +3.2%)
複合ベンチマーク
対前年末 -1.2%(先月比 +3.9%)
複合ベンチマーク構成
eMAXIS Slim国内債券インデックス 25%
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー) 75%