端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

2022/1/17~1/21 今週の取引と振り返り

今週の取引 と振り返り

売り:ミスミグループ本社、シャーウィンウイリアムズ(SHW)、エヌビディア(NVDA)、アンバレラ(AMBA)、シグネチャーバンク(SBNY)

買い:iFreeレバレッジS&P500、SCREEN-HD、ネットフリックス(NFLX)

昇格:ハーシー(HSY)、ペプシコ(PEP)、ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)、プロクターアンドギャンブル(PG)

  • ミスミグループ本社を売却しました。昨年大きく上げていた銘柄で、業績も良いようですが、今年は下げ基調なのと、メーカーを買っていきたいと思っているのでとりあえず売却しました。
  • 米国株は今週も色々と売却しました。シャーウィンウイリアムズはホームデポと同じように住宅ブームで上げていた部分もあり、それが一段落するとDIYの実需はこれからでも株価材料としては終わりそうという感じでディフェンシブとしては高いのと、おおぶね重複銘柄の整理というのが理由です。半導体でエヌビディアは大きく上げて時価総額が膨らんだので指数の影響をさらに受けそうなため、アンバレラはとりあえず利益を出していないところは避ける事にしたためです。シグネチャーバンクは早くから仮想通貨預金など取り入れて伸びていましたが、仮想通貨の雲行きが怪しくなり、本来なら連動することはないのですが、実際は同じような動きになっているため潮時かと感じたのが理由です。
  • 昨年からスポットで買っていたレバレッジS&P500をしばらく積み立てる事にしたので、今週は買い増しとなりました。昨年はこれが報われた年のようでしたが、今年はとても厳しそうです。ただ昨年後半から米国大型ハイテク銘柄を売却しているので、その代わりとすることにしました。さすがにナスダックは偏り過ぎなのでS&P500で2倍ですが、為替ヘッジ有なので許容範囲のリスクとして受け入れて当面買っていきたいと思います。
  • 半導体関連として監視銘柄のSCREENを買い増して主力にすることにしました。海外も含めて半導体関連は売られていますが、それでも当面業績は良さそうです。特に他にも好調な業界が沢山ある海外と比較すると、日本で今後も好調そうなのは半導体が筆頭という気もするので、少しずつ買っていけば決算で良い数字が出れば見直し買いも入るかと期待しての買い増しとなります。当面半導体に関しては海外ではなく国内銘柄でリスクは取っていきたいと思います。

半導体は日本の会社が頑張っている数少ない業界だと思うので、頑張ってもらいたいです。

  • ネットフリックスを買い増しました。会員数が予想に届かなかったという理由で大きく売られていたようだったので、買ってみました。巣篭もりが終われば伸びなくなるとか、ハイテク相場は終わりとかの理由のようですが、メディアコンテンツの会社なのでハイテクとは違う気もするし、コロナが治まっても見続けるものは変わらないと思うので、さすがに反応が過剰な気がします。そもそもコンテンツの寡占化はさらに進んで、既存メディアはお金が無くて作品が十分出せない状態になっているので、今後コロナが治まっても広告の効果と支出の見直しがあればさらにネットフリックスには有利になるのではと思います。
  • 監視銘柄のバリュー系をまとめて昇格しました。昨年から地味にじわじわと上げていた銘柄達です。一応生活サービス・ヘルスケア関連銘柄とバリュー系ETF(VTV、VIGとか)と比べていましたが、生活必需品の個別株が良さそうだったので残すことにしました。残ったのはチョコレート、ジュース、洗剤と煙草で、とてもこれから大きな成長は期待できそうにありませんが、一応今年はバリュー相場らしいので、そのような動きになってくれたら嬉しいです。なお今の水準はそれでも高いと思うので、ここから大きく下げたら買い増しを検討することにします。

今週の相場の印象

  • 国内市場は成す術なしといった感じで、特に成長株はひどい週でした。今年の期待銘柄とされていたトヨタソニーが揃って下げてきたためさらに打つ手が無くなった感じでした。ただ海外と比較すると昨年大きく上げなかったため内需のバリュー銘柄はやや落ち着いてきた気がします。割と良かったのは塾関係でしたが、その他優待銘柄にも強いものは見られました。問題はそれらが伸びるのかというとそれは難しそうという事で、とりあえず避難先として高配当銘柄などが候補として検討されるのではと考えています。
  • 米国も今年に入ってからずっと悪い感じです。とにかくハイテク関係が悪目立ちしていますが、それ以外でも買われているセクターが無い感じなので、全て高いのかもしれません。今後期待するとしたらコロナの感染ピークを過ぎて落ち着いたら経済再開銘柄の回復といったところかと思いますが、それにしても対象銘柄が大きく下げたら買ってみるという程度の打診が今はされている状況かと思います。

こういう相場になれば登場するのはこの人。

はたして今のポジションはどうなのか、気になるところです。

今後の予定

積極的に買っていける雰囲気ではないので、とりあえず保有株や気になる銘柄が大きく下げたら買ってみるといった受け身の状態がしばらく続く予定です。

雑記

ネットフリックスが大きく下げた週でしたが、コンテンツの寡占化は進んでおり、その価格支配力がある限りは期待の産業というふうに思います。

ネットフリックスもじわじわ上げている感じです。

こちらは一気に上げるようで、なかなかの戦略です。

ちなみにこういうプランもあるようです。

マイクロソフトも動きました。

物に限らず、サービスやコンテンツも上げてきました。それも質を維持、又は向上するためには必要な事だと思います。今週で言えばDAZNなどは批判も多いようですが、その放映権料で成り立っているスポーツもあると思うので一概に言えません。むしろ気になったのはこれで解約が広がって撤退とかなると、魅力のない市場と認識されて海外から無視されたり、相場についていけなくて日本が買い負けたりすることが起きるのではという心配です。そういえばETFで人気のバンガードも日本からは撤退してしまいました。

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