端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

2021/11/1~11/5 今週の取引と振り返り

今週の取引 と振り返り

売り:トヨタ自動車、チャールズリバーラボラトリーズ(CRL)、アジレントテクノロジーズ(A)

買い:デンソー、KADOKAWA、農林中金長期厳選投資おおぶね

昇格:モリーナ・ヘルスケア(MOH)、インテュイティブ・サージカル(ISRG)

  • トヨタ自動車を売却しました。成長性その他に不満はありません。ただ完成車メーカーより部品メーカーの方にしたかっただけなので、代わりにデンソーを買っています。
  • チャールズリバーラボラトリーズ、アジレントテクノロジーを売却しました。医薬品開発用の実験動物を扱うプロセス支援と分析機器・試験機器をそれぞれ扱ってます。昨年からコロナのワクチンや治療薬の開発支援という形で値上がりしてきましたが、ここ最近そういったコロナで上げていた銘柄が落ち込み始めたのが売却理由です。長期で考えたら医薬品開発はコロナだけではないので今後も必要とされるため買い戻しも考えています。
  • ADOKAWAを買い増しました。業績の上方修正と株式分割、テンセントの出資と色々と材料が揃っていたのに下げていたので気になったからというのが買い増し理由です。その後漫画BANKが閉鎖されたという予定になかったラッキーもあって今週は上げて終わりました。

秋アニメにもKADOKAWA作品は多数ありましたが、はたして中国基準で配信できるものはどれくらいなんでしょうか。

  • 投資信託のおおぶねが定期積立の週だったので買い増しています。相変わらず高い所で買い増しているのは仕方ないです。

今月はこんなイベントもやっているので、投信・ETFを買い付けている人はぜひ参加してほしいです。

  • 監視銘柄のモリーナヘルスケアを主力に昇格しました。米国で低所得の人にメディケアなど国の制度を利用して必要な医療サービスを提供しており、その設立趣旨は立派だと思います。少し前に売却したホスピス大手のアメディシスは拡大を急ぎ過ぎたため業績見通しが不透明になりましたが、モーリスは今のところ拡大しつつも業績も悪くないので、代わりにしたいというのが昇格理由です。
  • 監視銘柄のインテュイティブサージカルを主力に昇格しました。有名な手術用ロボットのダヴィンチのメーカーです。特許切れとなったため日本も含めて競合が出始めていますが、やはり先行者としてのノウハウは当面揺るがないだろうという考えと、コロナで控えられていた手術が今後通常に戻っていくと業績も再度伸びて行くと予想されるのが昇格理由です。

今週の相場の印象

  • 国内市場は衆議院選挙で実質的に与党勝利が効いて大きく上げて始まりましたが、その後は煮え切らない相場だったと思います。業績の上方修正は多数ありましたがその先がわからないので伸び切らず、とりあえず半導体は強かったもののあまり買っていきたい銘柄が見つからない状態でした。
  • 米国株は金利上げが見送られたこともあり相変わらず強い相場でした。ただ好材料と思われるコロナの治療薬が出てきたところで波乱の感じがしてきました。とりあえず経済再開銘柄は期待で大きく上げるものがありましたが、一方でコロナで上げてきた銘柄はひどい感じで下げていたので、明るいニュースのわりには保有株は全体で見ると収支で増えていない気がしました。さらにこの部分だけならしばらくすると落ち着くと思いますが、今後気になる点として、経済活動が今後加速していった時に一時的と言われているインフレが続くことになり金利上昇も早まるのではという懸念があります。
  • 新興国はあまり気にしていなかったのと、実際にそんなに動いていなかったのではと思います。ただアジアは特にそうですが気になるのは今後のエネルギー問題で、その方針により成長性がかなり変わるのではないかと思います。

日本もそうですが、化石燃料での火力発電をとめると産業の競争力が一気に落ちるので、政府は安易な決断はしてほしくないです。

今後の予定

コロナの飲む治療薬がかなり具体的になってきました。そのことは嬉しいですが、一方で株式は今までとは逆の方向に上下で分かれていきそうです。特に昨年から伸びてきた銘柄が突然大きく下げる可能性もあり、保有銘柄についても確認しておきたいと思います。

雑記

国内は選挙も終わり政策の話題が出てきました。成長と分配ですが、早速18歳以下に10万円などいまちいちな案が浮かんでくるあたり期待は薄い感じがします。

収入は本当に増えるのか、これも微妙な感じです。

そもそも未だにこんな働き方がまかり通っているのが問題です。

なお最低賃金引き上げだけ目標にすると、こんなことも増えるでしょう。

今回の選挙結果は比較的良かった印象です。意見として多いか少ないかはわかりませんが、与野党問わずに老害は消えていったのと、批判だけして対案を出さないところはいらないという点ではわりと満足です。党首の言葉を聞いていて思うのは、失敗したら素直に認めるのは大事だということで、自分の投資も失敗だと思ったら意地を張らずに素直に見直していきたいと改めて感じました。

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