端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

2021/9/13~9/17 今週の取引と振り返り

今週の取引 と振り返り

売り:iFree中国科創板50、NFインドNifty50、フォーティネット(FTNT)

買い:NNインドNiftyダブルブルETN、マイクロソフト(MSFT)

  • iFree中国科創板50を売却しました。悪材料が沢山ある中国株ですが、比較的政策に合っている上海総合指数は上げていたためハイテクでも科創板はいけるかと思っていましたが、当初の新興中小型中心という方針に対して大型株が増えているため相場の影響を受けている感じだったのが売却理由です。CSI300もあまり良くないし、あえて買うなら中小型のCSI500になり、日本だとOneETF南方中国A株CSI500ですが、こちらも徐々に悪くなっている雰囲気のうえに、そもそも出来高が少ないので使えそうにないです。
  • フォーティネットを一部売却しました。米国情報技術でもセキュリティ関係はここまで比較的強かったのですが、ここに来て伸び悩んできたのと、そもそも企業数が多くて競争が激しそうなので、今後も成長はしていってもそんなに大きく伸びなさそうというのが売却理由です。主力としては保有していきますが、そこまで主力ではないという位置になりました。
  • インドに関してはNifty50を売却してNiftyダブルブルを同額買いました。中国が低下傾向にあるので相対的にクワッドのインドには有利に働きそうというのと、資金としてもインドに流れそうというのが変更理由です。単純計算だと同額ですが2倍に増えた形となっています。
  • マイクロソフトを買い増しました。ハイテクも含めて全体的に米国株が伸び悩んでいる状態ですが、とりあえず大型で成長性もあり、今週で言えば増配と自社株買いも発表していることから還元力も強いのが買い増し理由です。とりあえず困った時のマイクロソフトという感じですが、GAFAMの中でも独禁法などであまり揉めていなさそうなのも選定理由になります。

今週の相場の印象

  • 国内市場は日経平均で3万円を超えてから、さすがに伸び悩んできました。ただ業績のいいところはそれなりに買われていたので、新興株よりそれなりに大型であれば伸びている一週間でした。自動車関連が減産発表が続き今後も注意が必要な存在ですが、今週は食品等の内需のディフェンシブに移りながら適当に相場場継続していきそうです。半導体不足のニュースは相変わらず頻繁にでてきますが、さすがに買われ過ぎという感じはしてきました。
  • 米国株は調整に入ってきた感じです。一応日替わりで景気が良くなったり悪くなったりして、それに対応した銘柄が買われているようでしたが、その水準が徐々に切り下がっている気がします。そのため個々の銘柄も大きく上げている日があっても、右肩下がりのチャートになっている可能性があり、注意が必要そうです。あまり買える銘柄が無さそうですが、出遅れている小型の成長株は伸びているところがあるので、それらを探していけば相場に左右されないでリターンは取れる可能性はありそうです。
  • 中国株は悪い傾向で、経済的な悪材料も色々出てきました。相場も伸びているところが無くなりつつある感じで、たまに下げ過ぎたため大型ハイテク等が跳ねますが、とても底打ちには見えないので手は出さない方が良さそうと感じます。個人的には政策面で共同富裕までは許容範囲内でしたが、思想教育が入り込んできたため、これは成長性を阻害しそうと思います。最も強かさを感じたのはTPPの加入申請で、中国自身も加入できるとは思っていないでしょうが、少なくとも協議を継続することは可能なので、米英豪包囲網に楔を打つための計画の一つだと推定されます。さすがに兵法の国、見事な離間の計でした。

今後の予定

そろそろ米国で調整かと思っていたのでベアETFを見ていましたが、相場とETFの値動きがずれていて使い難そうだったので、選定はしましたが見送りました。そこで当面の予定としては米国小型株で今後良さそうな所の調査と、概ね買いたい水準を決めておきたいと思います。

雑記

日本株は今月良くなっていますが、それより前から珍しく買われ続けている分野が障害者就労支援事業を行っている会社です。

昨年までのデータのようですが、法定基準には届かないものの、過去最高の雇用率になっていたようです。

ここにきての水準切り上げにはパラリンピックも影響したのかもしれませんが、元々業績は良かったので、今月の相場に追随しやすかったのかもしれません。

昨年からのコロナの影響が今後どう出てくるかですが、これは全ての雇用も含めてDXの推進等で働きやすくなるのか、あるいは自動化・ロボット化などで全体的に仕事が減るのか予想がつきません。

なお銘柄選定は楽で、トップのLITALICO、2位のウェルビーの2択ですが、ここに来てLITALICOは伸びています。決算資料を見ていても事業は順調に来ているようですが、気になるのは株主還元という文字は見当たらないところです。どうしても収益が国からの補助金に頼った形になっているため、還元性を高くすると国からの補助金が株主に還元されているように映るため、投資をしていない人や実際の利用者から悪印象を与えるためでしょうか。このへんがこの事業会社に投資する場合に難しさを感じます。

以前保有していたので、その時の過去記事です。

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