端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

2020/11/23~11/27 今週の振り返りと今後の計画

今週の相場、取引の振り返り

  • 今週はETFの整理と切替を色々と行いました。理由としては先週の振り返りで感染者がどこも増加しているわりにはヘルスケア、生活必需品があまり強くないと感じていたことに対して行動と整合性がとれていない部分があったため、その修正が目的です。まず米国はVIGは売却し、セクターの動きからSDYにしようかと思いましたが、この際なのでSPYDに切り替えました。コロナで大きく下げたETFなので、ワクチンの恩恵がありそうな銘柄が集まり、上げる可能性は高いかと思っての事です。ただ主力はQQQにして買い増しもしています。ハイテクは一時的に下げても、長期での成長性は期待できそうという事と、世界株式インデックスを積み立てているので、無理に米国株で平均的なETFは必要ないというのがあります。逆に世界株式はこれまでディフェンシブとしてKXI、IXJを保有していましたが、コロナで買われ過ぎているのではというのと、一番平均的な投信でまとめた方が、他のETFとのバランスが良さそうというのがあってSlim世界株式にまとめていくことにしました。
  • 日本株で今週の状況までで判断すると、大型の成長株を売却してJPX400に切り替えたのは良くなかったと思っていたため、売却した銘柄はほとんど買い戻しました。JPX400という選択は悪くなかったと思うのですが、売却するのは優待株の方だと思ったので、一部売却しています。
  • 米国株は個別で気になったところを気分のままに買っていったという状態ですが、これまでの流れから外れた銘柄としてはニューコア(NUE)があります。バイデンの政策がどのようなものかは始まって見ないとわからないですが、雇用に繋がる政策は進めると思うので、その対象としてインフラ、工場誘致などを行うのであれば建設資材として鉄の需要は増えるだろうという理由です。動きは高炉のXの方が良さそうですが、環境面と経営で優っている電炉のNUEにしています。このへんは日本でも日本製鉄と大和工業にも通じるものがあります。
  • 中国株はまあまあ好調でした。結局ビリビリ(BILI)は買い戻しました。もともと保有していましたが、ETFでeスポーツのHEROを買ったときに上位に含まれていたので検討から外していましたが、HEROは売却済なので改めて買っておくことにしました。サイトを見れば中国版ニコニコとしか思えないのですが、実際に使えばその速度、画質、コンテンツはかなり良くて、アリババ、テンセント、ソニーが出資する理由もわかります。中国政府がネット企業に新たな制約を設けた事が気にかかるところです。
  • 今週の気になる銘柄はTPIコンポジット(TPIC)です。事業内容は風力発電用のブレードの製造を行っており、世界トップで大手発電設備メーカーにはだいたい採用されています。最近は太陽光の方が注目されて賑やかですが、クリーンエネルギーという点では風力、水力なども関心が集まるのではないかと期待しての投資になります。

今週の問題点

  • 古くからの格言として「国策に売りなし」とあるため実践はしているものの、今の日本の政策運営を見ていると、そもそも国策は買いなのか疑問を感じる。
  • 米国株で手を出しづらい銘柄が増えてきており、大麻銘柄、データ解析銘柄、バイオ新薬などはそれぞれ株価の上昇を見送るだけとなっている。

今後の計画

ポートフォリオの見直しはETF、投信の見直しもついでに行ったので、さらにすっきりとして管理しやすくなりました。国内個別株も紆余曲折はあったものの方向性もはっきりとして楽になりました。あと大変なのは米国個別株ですが、こちらは落ち着かないまましばらく行きそうです。さしあたってクリーンエネルギー関連銘柄が渋滞しているので、少しずつ選別していきたいと思います。

 

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