端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

2020/11/16~11/20 今週の振り返りと今後の計画

今週の相場、取引の振り返り

  • 今週はまず相場の流れについて考えてみました。コロナの感染は急激に増加、但しワクチンはすぐ近くなので急速に織り込んできているようで、各セクターに独特な動きが感じられました。まずディフェンシブの代表的な生活必需品は春のような特需は無いと見込まれ、スーパー、ドラッグストア、ホームセンターは弱く、ワクチンが出たら反転するため踏み込めないという感じでしょうか。またヘルスケアも弱く、ワクチンができたらしばらく活躍の場がなくなると思われ、嵩上げがなくなりそうと見られているのかもしれません。またハイテクも今年前半は飛ばし過ぎで、今後はコロナの感染増も株価に見合うだけの業績は期待が大きすぎる上に、ワクチンが出た時の反転が怖くてとても買い進めていく気にはなれなそうです。逆にワクチンのニュースで大きく上げたシクリカル系や旅行関連は感染増はマイナスなうえに、もしワクチンができてもそんなに一気に回復するのは難しいと冷静に見られ始めて伸び悩みだしたという感じです。以上のような事を考えたうえで、今後どうするかについて考え、ポートフォリオは動かしていきました。
  • 日本株で大きく変えたのはディフェンシブ性も期待して保有していた大型株は概ね売却し、今後はJPX400にまとめることにしました。年初高値を更新している動きにある程度追随したいというのと、構成銘柄から安定性と成長性のバランスがいいので、今後暴落した時に個別株よりも対応しやすいのが理由です。ただ成長期待の中型の個別株は継続で、こちらは新興株の下落に流されていましたが、切り返してきました。もともとビジネスモデルは強く、業績も好調なうえにマザーズほど割高な指標ではなかったので、今後の業績相場になった時に期待はしたいところです。
  • 米国株も日本株と同様に大型の安定株は売却し、今後はVIGでまとめることにしました。構成銘柄を見ればわかるように安定性の高い長期成長株となつており、それらを個別で沢山買うよりはETFでまとめた方が暴落した時に対応しやすいという理由も日本株と一緒です。なお以前はSDYを保有していましたが、今回はエネルギー株や中小型銘柄が無い方がバランスがいいのでVIGの方にしています。これで個別株は中小型を中心に心置きなくやっていけそうです。今週新たにテーマとして増やしたのはキャッシュレス+ホスピタリティソリューションで、コロナ対応として非接触を求められる中で、これまで人を介して対応が必要だった小売、ホテル、各種受付などで今後期待できる分野だと思い、SQに加えてSTNE、さらにシステムとしてPAR、AGYSを買ってみました。なお今後ワクチンができても生産向上性のためこの流れは変わらないものと思われ、最終的には無人化フロントなども当たり前になっていくかもしれません。
  • 今週の気になる銘柄は買い戻したニオ(NIO)です。中国のEVなので説明不用だと思いますが、環境目標発表とともに一気に伸びてきました。このメーカーに興味があるのはそのビジネスモデルによるもので、EVの中でも車本体と電池を分けてビジネスとしてできているのはここだけではないでしょうか。この方法はEVの課題としてよくある2つの問題の解決策を提示することとなっています。1つは電池を別売り、もしくは固定金額使用料とすることで、車の価格を大幅に下げることができそうです。また電池が少なくなったらスタンドに行って、数分でフル充電の電池に交換すれば走れるようになるため、充電時間の問題も無くなります。考え方としては簡単に思いつきそうで、以前に日米でも試験的にはやっていましたが、それを実用化までもってきたということに対してNIO、もしくは中国の柔軟性はすごいと思います。

今週の問題点

  • 国内銘柄で医療情報系が人気があるが、沢山あり過ぎて、そのうえいまいち違いがわからない。そもそもそんなにマーケットは大きいのか?
  • 中国株は全体的に好調で、もともと調べてはいたので気になる銘柄も増えだした。ただ政府の関与はあるので、どうしたものか。

今後の計画

ポートフォリオの見直しで大型株をETFでまとめる計画は一気に済ませたので終わりました。今後は個別株対応となりますが、今週少し取引にミスがあったので、その部分だけ来週修正して概ね完成となります。米国個別株は安心して保有できる銘柄が少なくなったので、今後は何かあっても動じないように精神修行でもした方かいいかもしれません。

 

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