端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

2020/10/12~10/16 今週の振り返りと今後の計画

今週の相場、取引の振り返り

  • 日本株ではマザーズが活況でしたが、遠隔診療の恒常化で関連銘柄が上げた所で一旦ピークかなと思っています。その他銘柄で分割などの発表もあり上げてはいますが、ここからはペースを落として投資は進めていく予定です。優待関連では飲食系の業績悪化が鮮明になってきて、値を崩すところもある中でクリエイトレストランツが優待継続を発表して一旦上げてきたのには優待の強さを感じました。ただ業績の悪さは気になるので今週は同じように業績が不調な東京個別指導学院を売却しました。これで優待目的の塾銘柄は全て売却し、教育関連で保有しているのは成長を期待してのすららネットだけとなります。もし優待の塾銘柄を売却して全部すららに充てていれば優待何十年分かの値上がり益となっていたかと思うと少し残念です。
  • 米国株はバイデン有利の流れから、バイデンでも株価は下がらないという説が生まれて上げてきていましたが、週後半でハイテクは停滞してきました。こちらも選挙前にしてコロナの感染者増加とワクチン・治療薬開発の見直しなど悪いニュースが続いているため一旦ピークかもしれません。別にそれに合わせたわけでは無いのですが、改めて保有銘柄の整理整頓を行い、色々と売却しました。これまではどれを売るかで考えていましたが、今回は「こんまりさんのときめきメソッド」を採用して、保有銘柄でときめくものは残し、それ以外はときめかないものなので全て売却しました。ついでに日本株の主力・準主力形式のように整頓もしたので、随分片付きました。
  • 中国株は押し目を待っていたのですが、待ちきれずにバランス調整として買い増しています。きっかけとして直近気になったニュースは3つあります。①国連人権理事会に中国が選出。批判が多いですが、一応国連ルールに則って選出されたので、むしろ中国の戦略勝ちだと思います。アメリカのように批判して国連に背を向けるのはあまり得策とは思えません。②デジタル通貨の試験サービスを開始。物事はいくら考えても全て予想通りにいくわけがないので、とにかく試して問題を洗い出して詰めていく方が早いです。早く始めたら、それだけ完成度も上がるためこのままデジタル通貨の国際標準になる可能性もあります。③OPPOがヨーロッパで攻勢。ファーウェイを抑えても代わりがいくらでも出てくるので、今のままだと抑えきれないのではと思います。あと新興国はファーウェイ採用のところも多いみたいで、その辺も抑えないと難しいと思います。
  • 今週の気になる銘柄はコレクターズユニバース(CLCT)です。事業内容は希少コイン、トレーディングカード、スポーツ選手の記念品やサインなどコレクターアイテムの鑑定と値付けを行い、その情報を提供しています。やっている事はS&Pムーディーズと同じようなものですが、対象が全く異なります。扱っている物の分野によって3部門に分かれていますが、特殊な事業内容のためこれといった競合相手も見当たりません。ここまで趣味性の高い分野は逆に景気に左右されず強いと思われ、今のところ業績は好調で株価もゆっくり上げてきています。問題としては比べる会社が無いため事業価値が分かりにくく、株価が適正なのか推定できないことですが、とりあえず面白い会社だとは言えそうです。

今週の問題点

  • ワクチン期待とかもあってあげてきていたクルーズ会社が再開延期となりそうで、大きく下げてきた。特にRCLは資金の手当てができているとしていたのが、公募を発表し大きく下げてしまった。
  • 米国個別株で保有している銘柄が全てプラスになった。そういう買い方はしていないので、こういう現象が見られると、この後にたいてい悪い事が起きるため、警戒が必要になった。
  • 菅政権の効果によるマザーズ銘柄の活況が学術委員会、トリキの錬金術、コロナの感染増などによりやや雲行きが怪しくなった。むしろ指標を無視して買われ続けられたのが現実に戻っただけかもしれないが、崩れる時は一気に来るので注意が必要。ついでにバリューの流れも変わったかもしれない。

今後の計画

国内外とも期待で上げてきたところが止まった感じで、特にコロナの感染者増加+ワクチン・治療薬の見直しの組み合わせは良くないニュースです。さらに大統領選挙を待つ今の状態では積極的な投資は避け、売り先行でキャッシュポジションを上げておきたいと思います。ただ流れを読んで投資するのは無理なので、基本的にはアセットアロケーションの範囲の中での調整にとどめておく形になります。

 

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