端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

2020/10/5~10/9 今週の振り返りと今後の計画

今週の相場、取引の振り返り

  • 日本株は優待・配当の権利月も過ぎ、バリューっぽい流れも少し薄れる中で、マザーズを中心とした新興株が上に下にと活気に溢れていました。指標を気にしなければ業績は良いところが多く、今後も材料に沿って個別株が買われる感じなので、すらら、HENNGEなどを買っていきました。SHIFTは引き続き業績は良かったため大幅に上げましたが、大抵この後にだらだらと下げていく事が多いため、今回はどうなるか見ていきたいと思います。国内株ポートフォリオとしては業績の良い新興株を順番に買っていきながら、ビジネスモデルとしては特徴のある優待株も並行して下げたら少しずつ買っていくような計画です。
  • 米国株で目立った動きはバイデン効果によるクリーンエネルギーバブルでした。幅広く物色されているというよりも、関係ありそうなところを見境なく買われている感じで、トランプ勝利なら大きく崩れるし、バウデン勝利でも材料出尽くしで下がる可能性も考慮する必要がありそうです。保有株でバウデン関連の銘柄としてはソーラーでSEDG、NEE、動植物油脂再生燃料のREGI、保育のBFAM、ホスピスのAMEDなどが該当するようですが、もともと選挙狙いで買ったものでもないので、どちらが勝っても保有継続する予定です。その他バイデン効果の銘柄は上げているところも多く、見送りました。
  • 世界全体でコロナの感染者はまた増えてきている印象ですが、そのわりにはどの国も株式市場はブレは大きいながら堅調でした。ただ雇用面や収入面は悪くなっている印象なので、これから寒くなって感染者が大幅に増えると下落する可能性があり、株式は少し売って債券・現金比率はちょっと増やしています。そういう中で保有銘柄で気になった動きをしているのは雇用悪化銘柄でクラウドソーシングのFVRR(UPWKは売却)、逆に娯楽の象徴とも思えるクルーズのRCLで、両極端ながら上げてきています。一体どこに向かっているのかわかりません。
  • 今週の気になる銘柄は神戸物産です。業務スーパーとして十分有名なので会社の説明は必要ないと思いますが、あれはフランチャイズなので、実質は食品製造・卸の会社となります。昨年はタピオカ銘柄、今年前半はコロナ銘柄として活躍しましたが、コロナ関連としてはもう材料出尽くし感はあります。ただ働き方改革の延長としてテレワークや企業・社会のデジタル化が思ったよりは進みそうな勢いです。そのわりには国内消費の戻りは遅いため、全体の仕事が効率化と相まって減り、解雇は避けながら、「みずほ」みたいにワークシェアリングを採用していくと今後収入減は避けられないかもしません。そうなると観光・外食の需要はさらに減り廃業となれば社会全体に生活が苦しくなり、そうなった時に格安スーパーは見直し買いが入るかと考えています。

今週の問題点

  • 災害特化の保険会社のPLMRだったがハリケーン被害の保険金が想定以上だったのか、大幅に損失を出すことになり株価が一気に下落した。それも含めて成長するのかもしれないが、思った以上災害に脆い事がわかったので売却した。20%ダウンと久しぶりにがっつりとやられた感じ。
  • 菅政権が株式材料を次々と放り込んでくるため、マザーズはお祭り状態となり、何が何だかわからない。
  • バイデンのクリーンエネルギーバブルに乗って、それらしいペニーストックが日替わりでロビンフッターの標的となりマネーゲーム化している。ついついそんな宝くじを誘惑に駆られて買いたくなってしまう。

今後の計画

国内は定期的に訪れるマザーズ祭りのため、一旦距離をおいて保有株の見直しを進めたいと思います。海外は米国株に関しては銘柄整理は取り合えずあきらめたため考え方の整理だけして、世界株ETFや中国株ETFとのバランスを調整していこうかなと思っています。

 

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