端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

2020/9/14~9/18 今週の振り返りと今後の計画

今週の相場、取引の振り返り

  • 日本株は穏やかな一週間だったように思います。デジタル化推進という可能性があるのかどうかわからない政策を材料に新興株も上がったため、それなりに保有株にも恩恵がありました。週を通してSHIFTが好調で、理由は気にしていなかったのですが、デジタル化が本当に進むと各種ソフト開発が増えるため、プログラムテストも必要となり、こちらの会社に従来以上にテスト依頼がふえるだろうというのが週末に気付きました。その意味ではデジタル化推進の影の主役銘柄として期待しています。
  • 米国株は波乱の一週間でした。ハイテクはさらに悪くなった相場で、特にGAFAMあたりとそれらが多く含まれているQQQは悪くなりそうだったので週初めに売却しました。QQQに関しては金曜に少し買い戻しましたが、今後しばらくは押し目を待ちながら少しずつ買い増していこうと思います。そういう中で注目されていたIPO銘柄のSNOW、Uを買ってしまいました。事業規模に対して時価総額は高過ぎると多くの人が感じていると思いますが、果たしてどうなるか。一方でTSLA、ZMなどが堅調だったため、これまで安心して保有できると思われていた銘柄が買われ過ぎて売られ、大丈夫か疑問を持たれていた銘柄が好調となっている気がします。
  • 米国で最近好調な感じなのは運輸関連で、経済が回復基調と見られているのか、物が動き出していて元々良かったトラックに加えて鉄道、国際貨物の会社も上げてきています。EC物流としてトラックのODFLを保有していましたが、比較的優良企業と思いながら差別化が難しかったため売却し、復調のCPを新規に購入しました。鉄道は企業が限られていて参入障壁は高そうなので選びやすいです。ちょうど海運のマースクと北米事業に関して運営面での合意をしたようなので、今後はESG観点でも海運+鉄道というのが見直されるのではと期待しています。
  • 今週の気になる銘柄はREGIです。アメリカでバイオディーゼル燃料事業を行っています。バイオディーゼル燃料をざっくり言ってしまうと、廃棄される食用油や動物脂などを再生して燃料油としたもので、その他にもバイオマス関連の燃料も扱っています。用途は自動車から発電機まで普通の石油系の燃料の代替として使用されますが、当然カーボンオフセットの観点で比較すれば優れており、ESG銘柄と言えるでしょう。最近またクリーンエネルギー関連銘柄が好調で、その中ではEV、ソーラーと比べると地味な存在ですが、それらはすぐに取って変わるものではないので、現実的な環境銘柄としてはもう少し評価されてもいいのではないかと思います。ただ、やっと石油系燃料とコスト比較されずに環境面で選ばれだしたのは良い流れではないかと感じています。

今週の問題点

  • 国内成長株は上げてはいるが、今月は年に2番目の優待月なので成長性で上げているのか、優待で上げているのかわからない銘柄がある。
  • 銘柄選定をテーマ志向でしばらくやっていたため、視点が短期になっていた。
  • ZMなど評価が難しい銘柄が堅調のため、買い増ししていいものかどうか判断に困っている。

今後の計画

テーマ性は短期になるためしばらく観察程度にしておきたいと思いますが、国内は「デジタル化政策の行方」、米国は買わないと思いますが「ギャンブルあれこれ」という点で興味があります。さしあたっては銘柄の整理が必要なので、増えたり減ったりしながら少しずつ進めたいと思います。

 

f:id:kamekichi-s:20200711181706j:plain