2020年8月末までの投資状況をまとめました(8月28日締)。
対元本 94.6%
対前年末 -0.4%(先月比 +3.8%)
複合ベンチマーク
対前年末 -1.0%(先月比 +6.5%)
複合ベンチマーク構成
eMAXIS Slim 国内債券インデックス 24.0%
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 28.4%
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 47.6%
8月は荒れ気味とはいえ、終わってみると株価は上がり景気実感はともかくとしてそれなりにリターンが得られた月のようでした。ただ指数が全体に強く、先月比でベンチマークとの差が無くなってしまいました。つまり個別株であれこれするよりも普通に投信・ETFを買っていれば良かったという内容です。また国内株と外国株の比率を毎月確認しているのですが、3月から国内株(優待株)を順次売却して米国、中国や世界株式に移していき、とうとう日本株と外国株の比率が逆転していました。そんな状態の今月の各アセットを振り返ってみます。
国内成長株
月初は好業績の銘柄が割高にも関わらず値上がりし、順調でしたが、後半に息切れして最終週は下げる一方でした。業績は良いものの割高感は否めず、値嵩株なので買い難さもあるのか崩れると脆いものです。基本は長期なので保有継続のまま、なるべく押し目買いにしたいと思います。なお補完関係を保つために中小型バリューの投信を積み立てる事にしました。
国内優待株
シクリカル銘柄はだいたい売却したため守りには強くなった気がします。但し値上がり期待も薄いため、今後も実需のある銘柄以外は売却していく予定です。その後は人気のある優待銘柄が大きく下げたら買ってみて、上げたら売却みたいな運用になる予定です。
世界株式インデックス(日本除く)
日本以外は大きく改善していました。特に米国は良かったので、数字だけだと米国株指数の投信・ETFを中心に運用するのが無難という状況でした。ただ今後どうなるかはわからないので、今のペースで毎月定期積立を継続します。
米国株
ずっと強かったという状況でした。ハイテクは一休みせず伸び続けた上に、今月は非ハイテクにも少し広がりが出て、ポツポツと高値を更新する銘柄もありました。全体で見るとまだ偏った銘柄で引き上げている状態ですが、結果が出ているため当面はこちらに頼るしかないと思います。直近の強さからハイテク、ヘルスケア以外にも生活関連・サービス・レジャーなどで可能性のある銘柄を探していく予定です。
中国株
米国ほどではないにしても業績は良いものが多くETFは上げていました。引き続き買い増しをしていきたいと思います。
その他の国
新興国として南米はメルカドリブレに続いてストーンを追加しました。そろそろ動き出すかと期待しています。
アジアの成長株を検討していますが、なかなか手段も合わせて難しいです。シーリミテッドはSBIの取り扱いが無いようなのでゲームETFのHEROで代替しています。
ヨーロッパは投信のみなので省略。
国内外債券
株式が全体に高いところになったため、引き続き債券比率は上げています。これまでは現金は少なくして債券を買っていましたが、利率の低さからか債券でもマイナスになり出したので、今後は現金のまま置いておくかもしれません。
金(ゴールド)
少し下げたため買い増して、予定数量になりました。さらに下げたら買い増すかもしれませんが、そのまま見送るかもしれません。
まとめ
8月は相場が良かったためプラスにはなりましたが、その源泉となった米国株は上げ方が著しいため何が理由で崩れるかわかりません。投資している人はそれぞれに高いと思いつつ、買わないと後れを取るため買っているのかと想像していますが、できればそろそろ少し調整に入って、代わりにバリュー株に相場が移らないかと考えたりします。
ただ3月の下落の時に思い切って買った人は次の下落でも同じ様に買い、売った人や買わなかった人は改めてチャンスが来たと考え次の下落は買い、ファンド担当者は3月は見送ったところも多そうですが、投資家から突き上げがあるため次の下落は買わざるを得ないと思うので、これだけみんなが買い気に満ちているとなかなか下がらないのかなとも考えたりします。
つまり結局は何もわからないという結論で、来月も取り組みたいと思います。