端株でのんびり投資日記

気の向くままに端株でのんびり投資した記録の数々です

カタログ優待のエスリードが優待コレクションの仲間入りです。

エスリード(8877)

エスリード(旧名:日本エスリード)グループは、マンションの開発分譲を中心として、マンションの管理事業、賃貸関連事業、電力管理事業、リフォーム事業、仲介事業、戸建分譲事業等を行っています。同社の不動産販売事業は、マンション分譲事業に特化した経営を行い、その他は、不動産賃貸事業、不動産管理事業、電力管理事業、建設・リフォーム事業、不動産仲介事業及び戸建分譲事業等をしています。f:id:kamekichi-s:20200420213811p:plain

業績の推移

業績はここまで順調にきていました。但し今後1年は厳しいでしょう。

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株主還元

ここ数年配当は増配が続いています。ただこの数字でも配当性向は低く、余裕はありそうです。

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優待はとてもシンプルなシステムで、100株以上で一律3000円のカタログギフトですが、品揃えはかなり良い方だと思います。

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投資先として

ここまでの業績は好調で4期連続完成在庫0は立地も含めた物件の良さと、販売力の強さが感じられます。また分譲だけではなく各種事業を展開してストックビジネスを伸ばそうとしているのは良い方向にいくかもしれません。もっとも民泊は力を入れていたようですが、しばらく駄目なのでどのように物件を扱っていくのか気になります。こちらの会社は森トラストの傘下になった影響もあり、財務面で無理をしておらず自己資本比率60%はこの手の業態にしては異例の高さで、厳しい局面でも乗り切れそうな雰囲気はあります。なお優待株としても人気のあるカタログ優待で品揃えも良く、配当優待利回りは5%以上と言う事は無いほどの好条件になっていました。以上の事から今後1年ぐらいは厳しい事業環境ながら、淘汰されずに好財務で乗り切ればコロナ後には残存者利益を受けれる可能性もあり、その後の成長も期待できそうです。株価は指標的には随分安いところまで来たので、とりあえず優待株として買い戻しました。残念ながら今年の優待は取れませんでしたが、来年に期待したいと思います。